社内勉強会とは
しゃないべんきょうかい
社員が自分たちで集まり、仕事に関わる知識ややり方を教え合い、学び合う会。話す人は社員が持ち回りで受け持つことが多い。
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勉強会は、学校の試験の前の集まりや、社外の人が集まる技術の勉強会の意味でも使われますが、ここでは会社の中で、社員どうしが仕事の知識ややり方を学び合う会の意味で書きます。
意味
社内勉強会は、社員が自分たちで企画し、仕事に関わることを学び合う会です。会社が講師を呼んで開く研修と違い、話す人も聞く人も社員で、テーマや進め方も社員が決めることが多いのが特徴です。
テーマは、たとえば次のようなものです。
- 営業が、最近うまくいった提案の組み立てを共有する
- 新しく入った人が、前の職場で使っていたやり方を紹介する
- 担当者が、社外のセミナーで聞いてきたことを持ち帰って話す
時間は、昼休みや終業前の30分〜1時間がよくある形です。昼食をとりながら開く会は「ランチ勉強会」とも呼ばれます。会社によっては「社内セミナー」「ナレッジ共有会」と呼ぶこともあります。
ねらいは、一人が持っている知恵や経験を、ほかの人も使える形にすることです。誰かが辞めたり異動したりすると消えてしまうやり方を、話してもらって残しておく、という意味もあります。
使い方と例文
- 企画の相談で:「月に1回、昼休みに社内勉強会を開きませんか。話す人は持ち回りで、1回15分を2人まで」
- 案内の文で:「今回の社内勉強会は、問い合わせへの返信の型がテーマです。録画を残すので、来られない方はあとで見てください」
- 当日の終わりに:「次回の話し手を決めます。いま、この人の話を聞いてみたい、という人はいますか」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 社内勉強会 | 社員どうしで教え合い、学び合う | 社内にある知恵を広げたいとき |
| 社内研修 | 会社が決めた内容を、講師が教える | 全員に同じことを身につけてほしいとき |
| セミナー | 詳しい人の話を、参加者が聞く | 社外に向けて知識を届けるとき |
| もくもく会 | 集まって、それぞれの作業や学習を黙々と進める | 自分で手を動かす時間がほしいとき |
研修は会社が「身につけてほしいこと」から決めるもの、社内勉強会は社員の「知りたいこと・伝えたいこと」から始まるものです。勉強会で人が集まったテーマを、のちに研修として組み直すこともあります。もくもく会は話を聞くより手を動かす会なので、勉強会で聞いたやり方を、次の回のもくもく会で試してみる、という続け方もできます。
実務で気をつけること
- 主催する人を1人決める:「みんなでやろう」で始めると、3回目あたりで誰も日程を出さなくなります。日程、会場、案内、次の話し手探しを受け持つ人を決め、半年ごとに交代します。
- 1回の話は15分までにする:長い発表は準備が重く、話し手が見つからなくなります。短い持ち時間で1人ずつ話すライトニングトークの形にすると、頼みやすくなります。
- テーマは、聞く側の困りごとから集める:話し手が話したいことだけだと、聞く人が減っていきます。「いま仕事で知りたいこと」を短く集め、それに答えられる人に声をかけます。社内で話し手を見つけるやり方はセミナーの登壇者の選び方でも触れています。
- 時間帯は、参加しやすさで選ぶ:終業後に開くと、子育てや介護をしている人が来にくくなります。業務の時間の中で開いてよいかは、主催する人が上長と先に話しておきます。
- 残すものを決める:録画、資料、要点のメモのどれを残すかを決めておくと、来られなかった人にも届きます。社外の人に話してもらう回は、録画してよいかを前もって確かめます。残したものを一か所にまとめておくと、新しく入った人が最初に見る資料としても使えます。


