チェックインとは
ちぇっくいん
会議やワークショップのはじめに、一人ひと言ずつ、いまの状態や気がかりを話す時間。終わりに話すのはチェックアウト。
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チェックインは、ホテルや飛行機の受付の意味でよく使われる言葉ですが、ここでは会議やワークショップのはじめに、一人ずつひと言話す時間の意味で書きます。終わりにひと言ずつ話す「チェックアウト」も、このページで扱います。
意味
ホテルに着いて受付をすませるように、話し合いの場に「入る」ための時間です。本題の前に、参加者が一人ずつ、いまの状態や、今日の場に持ってきた気がかりを短く話します。
ねらいは2つあります。
- 全員が一度、声を出しておく。最初に一度話した人は、そのあとも話しやすくなります
- 直前までの仕事から、気持ちを移す。さっきまでの別の会議やメールのことを、いったん言葉にして置いてもらいます
終わりに一人ずつひと言話すのが「チェックアウト」です。今日の感想や、明日から持ち帰ることを話してもらいます。
使い方と例文
- 準備の打ち合わせで:「冒頭のチェックインは1人30秒にしましょう。12人なので6分みておきます」
- 当日の冒頭で:「本題の前にチェックインをします。いまの気分と、今日いちばん気になっていることを、ひと言ずつお願いします」
- 終わりに:「最後にチェックアウトです。今日決まったことのうち、明日まず自分がやることを1つ教えてください」
お題は、たとえば次のようなものがあります。
- いまの気分を、天気にたとえると
- 今日の場で、これだけは持ち帰りたいこと
- 今日のテーマについて、最近気になったこと
- 直前まで、何をしていたか
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| チェックイン | 一人ひと言で、いまの状態や気がかりを話す | 会議・ワークショップの冒頭 |
| アイスブレイク | ゲームや雑談で、場の固さをほぐす | 初対面が多い場・研修の冒頭 |
| チェックアウト | 一人ひと言で、感想や持ち帰ることを話す | 会議・ワークショップの終わり |
| ラップアップ | 決まったことと、次に誰が何をするかを確かめる | 会議の終わり |
アイスブレイクは、場をほぐすこと自体がねらいで、話す中身は問いません。チェックインは、一人ずつの「いま」を場に出すことがねらいです。終わりのほうも、チェックアウトは気持ちの区切り、ラップアップは決めたことの確かめ、と分けて考えると混ざりません。
実務で気をつけること
- 1人30秒、全体で5分までにおさめる。人数に30秒をかけて時間を出し、台本に書いておきます。20人をこえるなら、全員ではなく卓ごとにやります。長く話す人がいても止めにくいので、最初に進行役が見本として短く話すと、ほかの人もその長さにそろえてくれます。
- お題は、本題につながるものにする。「好きな食べ物」より「今日のテーマで、最近気になったこと」のほうが、そのあとの話し合いの入口になります。事前課題を出しているなら、自分の答えから1つ選んで話してもらうのも手です(ワークショップの事前課題の設計)。
- 話した中身に、進行役が評価を返さない。「いいですね」と返すと、次の人から「いいこと」を言おうとします。「ありがとうございます」と受けて、次の人へ回します。
- 話したくない人の逃げ道をつくる。「今日はパスでもかまいません」と最初に言っておきます。気分や体調を人前で言うのが苦手な人もいます。
- くり返す会議では、毎回やるかを先に決める。毎週の会議で毎回やると、形だけになりやすくなります。月に1回にする、新しい人がいる回だけにする、などを進行役が決めておきます。



