ライトニングトークとは
らいとにんぐとーく
5分ほどの短い持ち時間で、1人ずつ次々に話す発表の形式。略してLT。ユーザー会や勉強会で、多くの人に話す機会をつくるときに使う。
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ライトニングトークは、IT系の勉強会やカンファレンスから広まった言葉です。いまは、ユーザー会や社内の勉強会でも使われます。この用語集では、話す側よりも、LTの枠を組む主催者の目線で書きます。
意味
ライトニングトーク(lightning talk)は、短い持ち時間で、1人ずつ次々に話す発表の形式です。lightning は英語で稲妻のこと。稲妻のように短く終わる話、という意味でこう呼ばれます。
持ち時間は5分が多く、会によって3分や10分のこともあります。時間が来たら話の途中でも終わる、と決めている会もあります。略して「LT」と言い、LTを何本も続けて行う会を「LT会」と呼びます。
1本が短いので、人前で話し慣れていない人でも引き受けやすい形式です。話題は一つに絞り、スライドも少なめにするのが一般的です。
使い方と例文
- 企画会議で「次回のユーザー会では、参加者のうち3人にLTをお願いしましょう。1人5分なら頼みやすいと思います」
- 依頼のメールで「当日、5分のライトニングトークをお願いできないでしょうか。テーマは、使い始めて最初の1か月で困ったことです」
- 当日の現場で「LTは3本続けて、質問は最後にまとめて受けます。残り1分になったらベルを鳴らしてください」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| ライトニングトーク | 5分ほどで一つの話題を話す。何本も続けて行う | 勉強会、ユーザー会、社内の共有の場 |
| プレゼンテーション | 持ち時間を問わず、資料を使って説明や提案をする | 商談、社内の報告、講演 |
| ピッチ | 短い時間で、相手に出資や提携などを決めてもらうために話す | ピッチイベント、出資の相談 |
プレゼンテーションは、人前で資料を使って話すこと全般を指す広い言葉です。ライトニングトークは、その中で、短く区切った発表の形式の名前です。
ピッチとの違いは、話の目的です。ピッチは、聞き手に何かを決めてもらうために話します。LTは、知っていることや試したことを分け合うために話すことが多く、売り込みの色は薄くなります。くわしくはピッチのページにまとめています。
実務で気をつけること
- テーマは「一つの場面」に絞って頼む。「何でもいいので5分で」と頼むと、自己紹介と会社の紹介で終わります。「最初につまずいたこと」「やってみて意外だったこと」のように、一つの場面を話してもらう頼み方にします。
- 時間の決まりを、全員に同じように守ってもらう。LTは本数が多いので、1本ごとの小さな超過が積み重なります。時間を見る係を決め、残り時間の合図と、時間が来たら終える決まりを最初に伝えます。一人だけ延ばすと、あとの人が話しにくくなります。
- スライドを1つのファイルにまとめるかを決める。話し手ごとにパソコンをつなぎ替えると、そのたびに時間がかかります。前日までにスライドを集めて1つにまとめるか、つなぎ替えの時間を進行表に入れておきます。
- 質問を、1本ごとに受けるか、まとめて受けるかを決める。1本ごとに受けると、時間が延びやすくなります。まとめて受けるか、交流の時間に直接聞いてもらう形にすると、進行が安定します。
- 話し手の顔ぶれを、毎回少しずつ入れ替える。ユーザー会でLTを続けると、話す人が固定されがちです。前回の参加者から1人は新しく頼むと、「次は自分も話せる」と思える場になります。
話し手を参加者と同じ立場の人にする考え方はコミュニティの第1回(発足イベント)の設計に、5分でも残る話の組み立ては記憶に残るプレゼンの構成にまとめています。



