ペアワークとは
ぺあわーく/英語では pair work
研修やワークショップで、2人1組になって話を聞き合ったり、練習したりする進め方。
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ペアワークは、語学の授業で2人で会話を練習することや、仕事を2人で組んで進めることの意味でも使われますが、ここでは社内の研修やワークショップで、2人1組になって行う進め方の意味で書きます。採用の選考で行うグループワークとは別のものとして扱います。
意味
ペアワークは、英語の pair(2人1組)と work(作業)を合わせた言葉です。研修やワークショップの中で、隣の人などと2人で組み、決まった問いについて話したり、練習したりします。
ペアワークのよいところは、次の3つです。
- 全員が話す:2人なので、黙ったまま終わる人がいない
- すぐ始められる:席を動かずに、隣の人と組める
- 深く聞ける:相手の話を最後まで聞く時間がとりやすい
一方で、2人だけだと考えが広がりにくく、組んだ相手によって中身の差が大きくなります。広げたいときは、ペアで話したあとに4人で合わせる、のように組み合わせて使います。
研修では、講義を聞いたすぐあとにペアワークを入れることがよくあります。聞いたことを自分の言葉で話してみると、分かったつもりのところと、分かっていないところがはっきりします。長い講義の途中に短いペアワークをはさむと、眠くなりやすい時間帯にも、場に動きが出ます。
使い方と例文
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研修の組み立てで:「講義のあとに、すぐペアワークを入れましょう。聞いたことを自分の仕事に当てはめて話してもらいます」
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当日の進行で:「隣の方と2人1組になってください。話す人は3分、聞く人は質問だけ。3分で交代します」
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共有の場面で:「ペアで話したことを、聞いた側の方から一言で紹介してください」
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2回目に入るときに:「では、相手を替えて同じ問いでもう一度。さっきより短く、2分で話してください」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| ペアワーク | 2人1組で、話を聞き合う・練習する | 全員に話してほしいとき |
| グループワーク | 4〜6人ほどで、話し合って一つにまとめる | 考えを広げ、まとめたいとき |
| ロールプレイング | 役を決めて、本番に近い場面を演じる | 話し方や対応の練習 |
| アイスブレイク | はじめに、話しやすい空気をつくる | 研修やワークショップの冒頭 |
ペアワークは「全員が話す」ための形で、グループワークは「まとめる」ための形です。営業役とお客様役に分かれて練習するときは、ペアで行うロールプレイングになります。
実務で気をつけること
- 話す役と聞く役を分ける:2人で自由に話すと、どちらか一方が話し続けます。「話す人」「聞く人」を決め、時間で交代すると、2人とも話す時間がとれます。
- 問いは一つに絞り、画面に出しておく:問いが2つ以上あると、どちらを話すかで迷います。一つの問いを、話している間も見える場所に出しておきます。
- 組む相手を前もって考える:同じ部署の隣の人と組むと、ふだんの会話になりがちです。上司と部下を同じ組にするかどうかも含め、組み合わせは主催者と講師が前もって決めます。考え方はワークショップのチーム分けにまとめています。
- 人数が奇数のときを決めておく:一人余ったときに、講師が入るのか、3人組を一つつくるのかを決めておきます。その場で迷うと、余った人が気まずくなります。
- 時間は短めに、合図ははっきり:話がはずむと、交代の合図が聞こえません。交代と終わりの時間を前もって伝え、音や画面の表示ではっきり合図します。時間が足りないと感じるくらいで切り上げるほうが、次の時間に気持ちが続きます。
- 終わったら、全体で少しだけ共有する:ペアの中だけで終えると、ほかの組で何が話されたかが分かりません。いくつかの組に一言ずつ紹介してもらい、場全体の学びにします。


