社内イベントの用語集

チームビルディングとは

ちーむびるでぃんぐ/英語では team building

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

チームの人たちが互いを知り、目標と役割をそろえて、一緒に仕事を進められる状態をつくる取り組み。

社内の研修・ワークショップなら:研修プログラムと料金の目安 →

チームビルディングは、体を動かすゲームや社内の行事の意味で使われることも多い言葉ですが、ここでは、ワークショップやオフサイトミーティングの中で、仕事の進め方や役割をそろえる取り組みの意味で書きます。

意味

英語の team building から来た言葉で、「チームをつくること」です。集まった人を、ただの集団から、同じ目標に向かって役割を分けて動けるチームにしていく取り組みを指します。

会社の中でチームビルディングというと、だいたい次の3つのどれかをねらっています。

  • お互いを知る:どんな仕事をしてきて、何が得意で、いま何に困っているか
  • 目標をそろえる:このチームで、いつまでに何を達成するか
  • 役割と進め方を決める:誰が何を受け持ち、困ったときに誰に相談するか

1つ目だけで終わると、仲はよくなっても、仕事の進め方は変わりません。2つ目と3つ目まで扱うと、翌週からの仕事に効いてきます。

日本語で言い換えるなら、「チームづくり」「チームの土台づくり」です。

使い方と例文

  • 企画会議で:「新しい部署ができたので、最初の月にチームビルディングの半日をとりましょう。ゲームではなく、役割を決める時間にしたいです」
  • 案内の文で:「午後はチームビルディングの時間です。一人ずつ、これまでの仕事でいちばん手応えがあったことを話してもらいます」
  • 終わりに:「今日決めた役割の分担表は、来週の会議の最初にもう一度見ます」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
チームビルディング 互いを知り、目標と役割をそろえて、一緒に動ける状態をつくる 新しいチームができたとき・体制が変わったとき
アイスブレイク 場の緊張をほぐす、短いゲームや雑談 会議・研修の冒頭
キックオフ 期やプロジェクトのはじめに、目標と進め方をそろえる集まり 期初・プロジェクトの開始
研修 講師が知識ややり方を教え、身につけてもらう 答えや型がすでにあること

アイスブレイクは、チームビルディングの入口に使われることがありますが、それだけではチームはできません。キックオフは始まりに一度開く集まりで、チームビルディングはその前後も含めた取り組み全体を指すことが多いです。

実務で気をつけること

  • 何がそろえば終わりかを、主催者が先に書く:「仲よくなる」では、終わったかどうか分かりません。「全員が、チームの半年の目標を一文で言える」「役割の分担表ができている」のように、終わったときの状態を書いておきます。書くのは主催者で、チームの責任者に前もって見せておきます。
  • ゲームは入口だけにする:体を動かすゲームや協力して解く課題は、場をほぐすには役立ちます。ただ、それで半日を使うと「楽しかった」で終わります。ゲームは最初の30分までにして、残りは仕事の話にあてます。
  • お互いを知る時間は、仕事の話にする:趣味や出身地より、「これまでの仕事で手応えがあったこと」「いま一人で抱えている困りごと」のほうが、翌週からの頼り合いにつながります。話したくないことは話さなくていいと、最初に伝えます。
  • 卓の組み方で、知り合う相手を決める:自由席にすると、もともと仲のいい人どうしで座ります。ふだん一緒に働かない人と組むように、前もって名簿を組んでおきます。組み方はワークショップのチーム分けにまとめています。
  • 一度で終わらせない:半日の会でできるのは土台までです。1か月後の会議の最初に、決めた役割や進め方がどうだったかを10分だけ話すと続きます。ふだんの職場を離れて話す場に組み込むなら、オフサイトミーティングの進め方も参考になります。

くわしく読む

社内イベントの用語集の一覧へ 事業成長につなげる場の用語集へ