社内イベントの用語集

キックオフとは

きっくおふ

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

期やプロジェクトのはじまりに関係者が集まり、目標・役割・進め方をそろえること。その集まりをキックオフミーティングと呼ぶ。

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キックオフは、サッカーやラグビーの試合開始の合図のことで、期のはじめの飲み会をそう呼ぶ会社もありますが、ここでは仕事のはじまりに関係者が集まって、目標と進め方をそろえる場の意味で書きます。プロジェクトを始めるときの会と、期のはじめに部門や会社で方針をそろえる会の、両方を扱います。

意味

試合のはじめにボールを蹴り出す「キックオフ」から転じて、ビジネスでは物事を始めることや、その最初の集まりを指します。集まりのことは「キックオフミーティング」「キックオフ会議」とも言います。

キックオフで関係者がそろえるのは、だいたい次の4つです。

  • 何のためにやるのか(目的)
  • いつまでに、どこまで進めばいいのか(目標と期限)
  • 誰が、何を受け持つのか(役割)
  • どうやって連絡をとり、次にいつ集まるのか(進め方)

使い方と例文

  • 企画会議で:「新しいサービスの立ち上げは、来週月曜のキックオフから正式に動かします」
  • 案内の文で:「キックオフでは、目的と役割分担、最初の1か月の予定を決めます。資料を前もって読んでおいてください」
  • 当日の終わりに:「今日のキックオフで決まったのは3つです。次に集まるのは、2週間後の水曜です」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
キックオフ はじまりに、目標・役割・進め方をそろえる 期初・プロジェクトの開始
オリエンテーション 新しく入った人に、決まりや仕事の流れを伝える 入社・異動・研修のはじめ
定例会議 決まった間隔で集まり、進み具合を確かめて決める プロジェクトの途中
オフサイトミーティング 職場を離れ、長い時間をとって話し合い、決める 期初・方針の見直し

オリエンテーションは、決まっていることを伝える場です。キックオフは、これから一緒に動く人たちで決める場です。キックオフで決めた進め方は、そのあとの定例会議で毎回確かめていきます。期のはじめに半日から2日かけて方針から決めるときは、職場を離れたオフサイトの形で開くこともあります(オフサイトミーティングの進め方)。

実務で気をつけること

  • 終わったときに決まっていることを、案内の1行目に書く。キックオフは、責任者の話を聞くだけの会になりがちです。「目的と役割分担と、最初の1か月の予定が決まっている」のように、終わったときの状態を書いておきます。書くのは主催する人で、プロジェクトなら責任者、期初の会なら事務局です。
  • 話す時間と決める時間を分け、決める時間を長くとる。責任者が方針を話すのは最初の15分まで、のように台本で時間を決め、本人にも了解をもらっておきます。話が延びると、決める時間がなくなります。
  • 決める人には、最後までいてもらう。役割や優先順位は、決める人がいる場でないと決まりません。途中で抜けるなら、抜ける前に決める時間を置きます(決める人の扱い方は社内ワークショップが「やって終わり」になる理由にまとめています)。
  • 次に集まる日を、その場で決める。キックオフで決めたことは、次の集まりがないと動き出しません。最初に進み具合を確かめる日を、終わる前に全員のカレンダーに入れてもらいます。
  • 気持ちを高めることだけを目的にしない。期のはじめの会で、盛り上げることだけをねらうと、何も決まらないまま終わります。やる気は、目標と自分の役割が分かったときに上がるもの、と考えて組みます。

くわしく読む

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