イベントマーケ用語集

来場率とは

らいじょうりつ

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

申込制のイベントやセミナーで、申し込んだ人のうち、当日実際に会場へ来た人の割合。参加率とも言う。

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来場率は、お店に来た人の割合(来店率)に近い意味で使われることもあります。ここでは、申込制のイベントやセミナーで、申し込んだ人のうち当日会場に来た人の割合の意味で書きます。オンラインで配信を見た人の割合は、ウェビナー・セミナー用語集の「視聴率(ウェビナー)」で扱います。

意味

来場率は「当日来た人の数 ÷ 申し込んだ人の数」で出します。申込が40人で、当日来たのが30人なら、来場率は75%です(計算の例です)。

同じことを「参加率」とも言います。会場で開くときは来場率、オンラインも含めて言うときは参加率、と使い分けることが多い言葉です。「当日参加率」も、たいていは同じ意味で使われます。

数字がぶれやすいのは、分母と分子の決め方です。

  • 分母に、前もってキャンセルした人を含めるか
  • 分子に、申込なしで当日来た人(飛び込み)を含めるか
  • 受付だけして、すぐに帰った人を数えるか

報告のたびに数え方が変わると、前回と比べられません。

使い方と例文

  • 企画会議で「無料のセミナーは来場率が読みにくいので、申込は席の数より多めに受けましょう」
  • 前日の確認で「いまの申込数と来場率の見込みから、資料を何部刷るか決めます」
  • 振り返りで「申込は前回より増えましたが、来場率が下がって、来た人の数は同じくらいでした」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
来場率 申込者のうち、会場に来た人の割合 会場で開くイベント・セミナー
参加率 申込者のうち、参加した人の割合 会場とオンラインの両方
視聴率(ウェビナー) 申込者のうち、配信を見た人の割合 ウェビナー
歩留まり ある段階から次の段階へ進んだ人の割合 申込から来場までの全体の設計
ノーショー 申し込んだのに、連絡なく来ないこと 来なかった理由を分けるとき

来場率は「来た人」の割合です。来なかった人は、前もって連絡をくれたキャンセルと、連絡のないノーショーに分けて数えます。キャンセルが多いなら日程やテーマ、ノーショーが多いなら申込から当日までの案内と、見直す場所が変わります。

実務で気をつけること

  • 申込の目標は、来場率から逆算する。会場に何人いてほしいかを先に決め、見込みの来場率で割って、申込の目標にします。初回は自社の数字がないので見込みで置き、2回目からは前回の数字を使います。
  • 数え方を企画の段階で決める。分母と分子に誰を入れるかを決め、受付の名簿でそのまま数えられる形にしておきます。終わってから数え直すのは大変です。
  • 条件の違う回どうしを比べない。無料か有料か、平日の昼か夜か、申込から開催までの日数で、来場率は大きく変わります。比べるのは、条件の近い回どうしにします。
  • 前日と当日朝の案内で変わる。日時・場所・持ち物を短く送り、カレンダーに入れられるリンクを添えます。上げ方の具体はセミナーの企画から集客までの「歩留まり」の節にまとめています。
  • 来場率だけを成果にしない。来た人の数は「届いたか」を見る数字です。そのあと何が起きたかは、イベントの効果測定の5段階で見ます。

くわしく読む

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