個別相談会とは
こべつそうだんかい
セミナーやイベントに来た人と、1社ずつ・1人ずつ話す場。当日の終了後に開く形と、後日に日を改めて開く形がある。
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個別相談会は、住宅や学校、士業の事務所の説明会でもよく使われる言葉です。ここでは、BtoBのセミナーやイベントのあとに、参加した人と1社ずつ話す場の意味で書きます。
意味
個別相談会は、セミナーやイベントに来た人と、1社ずつ、または1人ずつ話す場のことです。全員に向けて話すセミナーとは違い、相手の状況を聞いて、その人の課題に合わせて話します。
開き方は、大きく2つです。
- 当日の会場で開く:セミナーのあとに時間を取り、希望した人と順番に話す。関心がいちばん高いうちに話せる
- 後日に開く:終わったあとのアンケートや案内で希望を聞き、日を改めてオンラインや訪問で話す。相手の社内の人も同席しやすい
参加する側から見ると、「売り込まれるのでは」という不安がある場でもあります。そのため、案内では「質問だけでもかまいません」「導入を決めていなくても大丈夫です」と、気軽さを伝える書き方がよく使われます。
セミナーで全員に話したことを、相手の会社に当てはめるとどうなるか。それを一緒に考える場、と言うと分かりやすいかもしれません。オンラインのセミナーでは、終わった直後に別の部屋へ移ってもらい、そのまま話す形もあります。
使い方と例文
- 企画会議で「セミナーのあと、30分だけ個別相談会の時間を取りませんか。会場の隅に席を2つ用意します」
- アンケートの設問で「後日の個別相談会(オンライン・30分)をご希望の方は、ご都合のよい時間帯をお選びください」
- 終了後の打ち合わせで「個別相談会を希望した4社には、明日の午前中に日程の候補を送ります」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 話す中身 |
|---|---|---|
| 個別相談会 | セミナーなどのあとに、1社ずつ話す場 | 相手の課題を聞き、合いそうなやり方を話す |
| 無料相談 | 費用をとらずに受ける相談。セミナーと関係なく受けることもある | 相談の中身による |
| 商談 | 提案や見積もりに向けて、具体的に話を進める場 | 導入の条件、費用、時期 |
| 質疑応答 | セミナーの中で、全員の前で質問に答える時間 | 話の内容への質問 |
個別相談会は、セミナーと商談のあいだに置く場です。相談の中で、相手の課題や検討の時期がはっきりしてきたら、商談に進みます。全員の前では聞きにくい質問を受けられる場でもあるので、質疑応答で手が挙がらなかった回ほど、個別相談会が役に立つことがあります。相談の場で、すぐに見積もりの話を始めないことも大切です。
実務で気をつけること
- 相談を受ける人と枠を、開催前に決める:誰が相談を受けるのか、1件あたり何分か、1日に何件まで受けられるか。登壇者が受けるのか、営業が受けるのかで、話せる中身も変わります。受けられる件数を超えて案内しないよう、枠を先に決めます。
- 案内は、セミナーの中で一度だけ、はっきりと:最後のまとめのあとに、何を相談できるのか、どう申し込むのかを短く伝えます。何度もくり返すと、売り込みの回に見えます。登壇者が話の途中で「詳しくは個別相談会で」と何度も言うのも、同じ理由で控えます。
- 申込の時点で、相談したいことを聞いておく:相談の希望を受ける欄に、「いま困っていること」「検討の時期」を選べる設問を付けます。当日の準備ができ、相手の時間も無駄にしません。聞いておくと役に立つ項目は、BANTの考え方が参考になります。
- 後日の相談は、48時間以内に日程を送る:関心がいちばん高いのは、終わった直後です。希望を受けたら、早めに日程の候補を送ります。全員への一斉のお礼とは別に送るのが基本です。くわしくはイベントを商談につなげる導線設計にあります。
- 相談で終わった人も、記録に残す:その場では商談にならなくても、何に困っているかが分かった人は、次の回の案内の宛先として大切です。相談の内容を短く残し、営業とマーケティングの両方が見られるようにします。次にその人が参加したとき、前の相談の中身を見てから話せると、話が早く進みます。


