商談化率とは
しょうだんかりつ
獲得したリード(見込み客)のうち、商談に進んだものの割合。イベントでは、参加者のうち商談につながった割合を指すことが多い。
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商談化率は、電話やメールの営業の成果を見る数字として使われることが多い言葉です。ここでは、イベントやセミナーで接点を持った人のうち、どれだけが商談に進んだかを見る数字の意味で書きます。
意味
商談化率は「商談に進んだ数 ÷ リードの数」で出します。リードは見込み客のことで、イベントなら申込者や参加者がこれにあたります。参加者が30人で、そのうち3件が初回の打ち合わせまで進んだなら、商談化率は10%です(計算の例で、目安の数字ではありません)。
むずかしいのは、何を分母と分子に置くかが会社ごとに違うことです。
- 分母: 申込者か、参加者か、アンケートで「相談したい」と答えた人か
- 分子: 初回の打ち合わせをした数か、提案や見積もりまで進んだ数か、営業の管理表で「商談」の段階に入れた数か
同じイベントでも、決め方しだいで数字は何倍も変わります。外の平均と比べるより、自社の決め方をそろえて、前回の自社と比べるほうが役に立ちます。
使い方と例文
- 企画会議で「今回は来場者の数ではなく、参加者からの商談化率を主な指標にしませんか」
- 営業との打ち合わせで「商談化率の『商談』は、初回の打ち合わせが入った時点で数える、でそろえましょう」
- 振り返りで「開催の翌月までの商談化率は前回と同じくらい。3か月まで見ると、もう少し上がります」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 見る区間 |
|---|---|---|
| 来場率 | 申込者のうち、当日来た人の割合 | 申込から来場 |
| 商談化率 | リードのうち、商談に進んだ割合 | リードから商談 |
| アポ率 | 連絡した相手のうち、打ち合わせの約束が取れた割合 | 営業の連絡から約束 |
| 受注率 | 商談のうち、受注した割合。成約率とも言う | 商談から受注 |
来場率はイベント担当の手の中で決まる数字、受注率は営業の数字です。商談化率はそのあいだにあるので、どちらか一方の工夫だけでは上がりません。
実務で気をつけること
- 「商談」の定義を、開催前に営業と決める。終わってから決めると、数え方で揉めます。誰が、何をした時点で商談と数えるかを、一文で書いておきます。
- 数える期間を決める。翌週に動く人もいれば、数か月たってから動く人もいます。「開催から3か月」など、区切りを先に決めます。
- イベントだけの手柄にしない。商談には、営業の動きや相手の社内の事情など、イベント以外のことも効いています。評価の軸にするより、次の企画を決める材料として持つほうが揉めません。考え方はイベントの効果測定にまとめています。
- 数と一緒に、中身を残す。商談に進んだ人が、どの回のどの話のあとに相談してきたか、アンケートに何と書いていたか。率の数字だけでは、次に何を変えればいいかが分かりません。中身が残っていれば、次の回のテーマを決める材料になります。
- 区間に分けて見る。当日に「次の一歩」を選んだ人、48時間以内のフォローに返信した人、営業に渡した人。どこで止まったかが分かれば、直す場所が決まります。区間の分け方はイベントを商談につなげる導線設計にあります。



