ウェビナー・セミナー用語集

視聴率(ウェビナー)とは

しちょうりつ

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

ウェビナーで、申し込んだ人のうち当日に実際に視聴した人の割合。「参加率」とも呼ぶ。テレビの視聴率とは別の、主催者が自分で測る数字。

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視聴率はテレビ番組の数字として知られていますが、ここではウェビナーで主催者が測る「申し込んだ人のうち、当日に見た人の割合」の意味で書きます。会場で開くセミナーの場合は、来場率のページで扱います。

意味

ウェビナーの視聴率は、次の計算で出すのが一般的です。

視聴率 = 当日に視聴した人の数 ÷ 申し込んだ人の数

「参加率」と呼ぶ会社もあります。呼び方より大事なのは、分子と分母に何を入れるかを社内でそろえることです。1分だけ入って抜けた人を「視聴した」に数えるか。申込のあとに取り消した人を分母から外すか。これだけで、同じ回の数字が変わります。

あわせて使う数字に、登録率と視聴維持率があります。登録率は、申込ページを見た人のうち申し込んだ人の割合です。視聴維持率は、見始めた人のうち、時間ごとにどれだけ見続けているかの割合です。動画サイトの用語として広まった言葉ですが、ウェビナーでも「どこで人が抜けたか」を見るのに使います。

使い方と例文

  • 終わったあとの報告で「申込は〇〇名、当日の視聴率は〇〇%でした。今回は前日のリマインドを1通増やしています」
  • 企画会議で「視聴率は、5分以上見た人を視聴とする数え方にそろえましょう」
  • 振り返りで「視聴維持率を見ると、事例に入る前の説明が長いところで人が抜けています」

似た言葉との違い

言葉 計算 分かること
登録率 申し込んだ人 ÷ 申込ページを見た人 告知とタイトルが届いているか
視聴率(参加率) 当日に見た人 ÷ 申し込んだ人 申込から当日までの間に、人が離れていないか
視聴維持率 見続けている人 ÷ 見始めた人(時間ごと) 中身のどこで人が離れたか
来場率 会場に来た人 ÷ 申し込んだ人 会場で開くときの、申込から当日までの離れ方

登録率は告知、視聴率は申込から当日まで、視聴維持率は当日の中身、と見ている場所が違います。数字が低いときは、どこで人が離れたのかを、この順に確かめます。

実務で気をつけること

  • 数え方は、1回目の前に決めて書いておく。誰が、どの画面の数字を使うかを決めます。配信ツールの記録には、「入室した人」と「一定の時間以上見た人」が別に出ることが多いです。回ごとに数え方が変わると、前の回と比べられません。
  • 出回っている目安の数字より、自社の前の回と比べる。「ウェビナーの視聴率はこのくらい」という目安を見かけますが、あくまで一般的な目安です。無料か有料か、テーマ、申込から開催までの日数で大きく変わります。比べる相手は、自社の前の回です。
  • 低いときは、まずリマインドと開催の時刻を見る。視聴率が下がるのは、申込から当日までの間です。リマインドの回数と時期、開催の曜日と時刻を見直すと、手が打ちやすくなります。
  • 見なかった人を、数字から外して終わりにしない。申し込んで見なかった人は、関心はある人です。録画を案内する相手として分けておきます。録画の視聴は、当日の視聴とは別に数えます。
  • 視聴率は成果そのものではない。申込と視聴の数字は、「開いた」ことの数字です。見た人が次の一歩に進んだかは、別に測ります。開いたことの指標と成果の指標の分け方は、ウェビナーを商談につなげる設計で扱っています。

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