イベントマーケ用語集

ハウスリストとは

はうすりすと

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

自社がすでに持っている、見込み客や顧客の連絡先の一覧。過去のイベントの参加者や、問い合わせた人、取引先などが入る。

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ハウスリストは、通信販売やダイレクトメールの世界で使われてきた言葉です。ここでは、BtoBのイベントやセミナーの集客で、自社から直接案内を送れる相手の一覧の意味で書きます。

意味

ハウスリスト(house list)は「自社の名簿」のことです。外から借りたり買ったりした名簿ではなく、自社が自分で集めた連絡先の一覧を指します。「自社リスト」「社内リスト」とも言います。

入るのは、たとえば次のような人です。

  • 過去のセミナーやイベントに申し込んだ人
  • 展示会で名刺を交換した人
  • 資料のダウンロードや問い合わせをした人
  • いまの顧客や、以前に取引のあった顧客

一人ひとりはリード(見込み客)や顧客で、その一覧がハウスリストです。メールでの案内、営業からの声かけ、次の回のお知らせは、このリストを起点にします。BtoBの集客では、リストの件数よりも、どんな職種や役職の人が入っているかのほうが、申込の数と中身を左右しやすいところです。

使い方と例文

  • 企画会議で「まずハウスリストに案内を送って、反応を見てから広告を出すかを決めましょう」
  • 集客の相談で「ハウスリストが小さいので、今回は他社と共催にして、外の人にも届けたいです」
  • 配信の前に「5年前の名刺もハウスリストに入っています。送ってよい相手か確かめましょう」

似た言葉との違い

言葉 意味 集客での役割
ハウスリスト 自社が持っている連絡先の一覧 最初に案内を送る相手
リード 連絡先が分かっている見込み客の一人ひとり ハウスリストに入る人
共催先のリスト 一緒に開く会社が持っている一覧 相手の会社から案内してもらう
広告・SNS まだ接点のない人に届ける経路 リストの外に広げる

共催先のリストは、自社のハウスリストではありません。申込のデータをどちらの会社が持ち、終わったあとにどちらが案内を送ってよいかは、開催前に決めておきます。共催の言葉そのものは、ウェビナー・セミナー用語集の「共催セミナー」で扱います。

実務で気をつけること

  • リストの大きさで、集められる数の上限が決まる。全体に送っても、申し込むのはその一部です。集めたい数とリストの大きさを比べ、足りなければ共催や広告を最初から組み込みます。経路の使い分けはセミナーの企画から集客までの「集客」の節にあります。
  • 送ってよい相手かを確かめる。案内を送ることに同意をもらっているかを確かめ、個人情報は自社の決まりに沿って扱います。名刺を交換しただけの相手に一斉に送ると、配信の停止が増えがちです。
  • 古い連絡先を手入れし、置き場所をまとめる。異動や退職で、BtoBの連絡先はすぐに古くなります。届かないアドレスが多いままだと、メールそのものが届きにくくなることもあります。営業の名刺、配信の名簿、過去の申込データが別々の場所にあると、同じ人に何通も案内が届くので、置き場所を一つにそろえます。
  • イベントのたびにリストを育てる。申込者は、そのままリストに加わります。申込フォームで関心のあるテーマを1問聞いておくと、次の回から案内を分けて送れます。

くわしく読む

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