イベントマーケ用語集

オウンドメディアとは

おうんどめでぃあ/英語では owned media

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

自社のサイトやブログ、メールマガジンなど、自社が持っていて自由に発信できる媒体。イベントのレポートや講演の要点を載せる場として使う。

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オウンドメディアは、広い意味では自社が持つ媒体の全部を指し、狭い意味では企業が運営する記事のサイト(企業のブログ)を指す言葉です。ここでは両方を含めて、イベントやセミナーの内容を載せて届ける場としてのオウンドメディアを書きます。

意味

オウンドメディア(owned media)は、自社が持っていて、自由に発信できる媒体です。owned は「所有している」の意味です。

主なものは次のとおりです。

  • 自社のサイト、企業のブログ(記事のサイト)
  • メールマガジン、ニュースレター
  • 自社のSNSのアカウント
  • 自社で作る冊子や資料

広告の枠を買って出すものや、ほかのメディアに書いてもらうものとは違い、何を、いつ、どれだけ載せるかを自社で決められます。そのぶん、読んでもらう人を集めるのにも、自社で手をかける必要があります。

イベントとの関わりでは、2つの使い方があります。開催前に告知や登壇者の紹介を載せて人を集める使い方と、開催後にレポートや講演の要点を載せて、来られなかった人にも届ける使い方です。

記事は、載せたあとも検索から読まれ続けます。1回のイベントは数時間で終わりますが、その中身を記事にしておくと、あとから同じ悩みを持つ人が見つけてくれます。イベントを開くたびに記事が増え、自社の考え方が伝わる場所になっていきます。

使い方と例文

  • 企画会議で「講演の内容は、終わってから1週間以内にオウンドメディアにレポートとして載せます。登壇者には、事前にその了承を取っておいてください」
  • 登壇者へのお願いのメールで「当日のお話の要点を、弊社のオウンドメディアに記事として掲載したいと考えております。公開前に原稿をお送りしますので、ご確認をお願いいたします」
  • 振り返りで「レポートの記事から、次回のセミナーに申し込んだ人が何人かいました。来られなかった人に届いています」

似た言葉との違い

言葉 意味 イベントでの例
オウンドメディア 自社が持ち、自由に発信できる媒体 自社のサイトのレポート記事、メールマガジン
ペイドメディア お金を払って枠を買う媒体 申込を集めるための広告
アーンドメディア ほかの人が取り上げてくれる媒体 参加者のSNSの投稿、取材の記事

3つを合わせて「トリプルメディア」と呼ぶことがあります。イベントは、オウンドメディアに載せる中身(講演・事例・参加者の声)を生み、アーンドメディアでの話題にもなる場です。

実務で気をつけること

  • 載せることを、登壇者と参加者に先に伝える:講演の内容、写真、スライドを載せるなら、登壇の依頼の段階で了承を取ります。写真に参加者の顔が写るときは、会場の案内や申込のページで撮影と掲載のことを伝えておきます。
  • レポートは早めに出す:時間がたつほど、参加者が人に紹介してくれる機会が減ります。誰が書き、誰が確認し、いつまでに載せるかを開催前に決めます。書き方はイベントレポートにまとめています。
  • 記事の最後に、次の行動を1つ置く:次の回の申込、録画の視聴、資料のダウンロードなど。読んで終わりにせず、関係が続くように案内を1つだけ置きます。
  • メールマガジンでも届ける:サイトに載せるだけでは、読みに来る人は限られます。過去の参加者や申込者に、レポートが出たことをメールで知らせます。
  • 講演の全文ではなく、要点を書く:講演をそのまま文字にすると、長くて読まれません。登壇者が伝えたかったことを3つほどに絞り、会場の様子や質疑応答のやりとりを添えます。全部を知りたい人には、録画や資料の案内を置きます。

くわしく読む

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