イベントマーケ用語集

CVR(申込率)とは

しーぶいあーる/英語では conversion rate

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

ページを見た人のうち、申込などの目的の行動をした人の割合。イベントでは、申込ページを見た人のうち申し込んだ人の割合(申込率)を指すことが多い。

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CVRは、通販の購入率や広告の効果など、いろいろな場面で使われる言葉です。ここでは、イベントやセミナーの申込ページを見た人のうち、申し込んだ人の割合(申込率)の意味で書きます。

意味

CVRは「Conversion Rate(コンバージョン・レート)」の略で、「シーブイアール」と読みます。コンバージョンは「転換」という意味で、ページを見ていただけの人が、申込や資料請求などの目的の行動に移ることを指します。日本語では「転換率」「成約率」とも言いますが、イベントの現場では「申込率」と言い換えるほうが通じやすいです。

計算は次のとおりです。

  • CVR = 申し込んだ人の数 ÷ 申込ページを見た人の数

たとえば、申込ページを見た人が500人で、そのうち20人が申し込んだら、CVRは4%です。何を「見た人」として数えるか(ページを開いた回数か、人の数か)で値が変わるので、社内で数え方をそろえておきます。

申込率がよい目安かどうかは、テーマの広さ、来てほしい人の絞り方、案内を出した経路で大きく変わります。ほかの会社の数字と比べるより、自社の過去の回と比べるほうが役に立ちます。

使い方と例文

  • 企画会議で「前回は申込ページを見た人は多かったのに、CVRが低かったです。題名と申込フォームの項目を見直しましょう」
  • 集客の途中経過の報告で「メールから来た人のCVRは高く、広告から来た人は低めです。残りの予算はメールの追加の配信に回します」
  • 振り返りの場で「CVRだけでなく、申し込んだ人の役職も見てください。率が上がっても、来てほしい人が減っていたら意味がありません」

似た言葉との違い

言葉 何の割合か 見る時期
CVR(申込率) 申込ページを見た人のうち、申し込んだ人 集客の期間中
来場率 申し込んだ人のうち、当日来た人 開催の当日〜直後
商談化率 来た人(またはリード)のうち、商談に進んだ人 開催のあと数週間〜数か月

3つは、申込→来場→商談と、順につながる割合です。CVRが高くても、来場率や商談化率が低ければ、イベントの成果にはつながりません。どこで人が減っているかを見るために、3つを並べて追います。

実務で気をつけること

  • 流入元ごとに分けて見る:メール、広告、SNS、共催先の案内など、どこから来た人かでCVRは大きく違います。全体の1つの数字だけでは、どの経路を増やせばよいか分かりません。案内のリンクには、流入元を分ける印(UTMパラメータ)を付けておきます。
  • 申込フォームの項目を増やしすぎない:聞きたいことが多いほど、途中でやめる人が増えます。開催前に本当に必要な項目だけにして、残りは当日のアンケートで聞きます。
  • 率を上げるために対象を広げない:題名を広くしたり、誰でも来られる書き方にしたりすると、CVRは上がっても、来てほしい人の割合が下がることがあります。率の目標より先に「誰に来てほしいか」を決めます。企画の段階での決め方はセミナーの企画から集客までにあります。
  • 数えはじめる前に、数え方を決める:「見た人」をページの表示回数で数えるか、人の数で数えるか。社内の申込の確認や同じ人の二重の申込を含めるか。集客の途中で数え方が変わると、前の回とも比べられなくなります。開催の告知を出す前に、担当者どうしで決めておきます。
  • 率と数の両方を報告する:見た人が少ないと、1人の申込でCVRは大きく動きます。「申込率が上がった」とだけ伝えると、少ない人数での変化を大きく見せてしまいます。報告では、率と一緒に、見た人と申し込んだ人の数も並べます。

くわしく読む

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