イベントマーケ用語集

UTMパラメータとは

ゆーてぃーえむぱらめーた/英語では UTM parameters

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

リンクのURLの後ろに付けて、どこから来た人かを分けられるようにする印。イベントでは、申込ページへの流入元を経路ごとに数えるのに使う。

イベントの準備に:はじめての立ち上げキット(無料) →

UTMパラメータは、ウェブのアクセス解析で使う言葉です。ここでは、イベントやセミナーの申込ページに、どの案内から人が来たかを分ける用途に絞って書きます。設定の細かい手順は、使っているアクセス解析のツールの説明を見てください。

意味

UTMパラメータは、リンクのURLの後ろに「?utm_source=…」のように付け足す印です。この印の付いたリンクから来た人は、アクセス解析で「どこから来たか」を分けて数えられます。読み方は「ユーティーエム・パラメータ」です。

よく使う項目は次の3つです。

  • utm_source:どこから来たか(メールの配信、共催先のサイト、SNSなど)
  • utm_medium:どんな手段か(メール、広告、SNSの投稿など)
  • utm_campaign:どの施策か(イベントの名前や回の番号など)

たとえば、メールの案内のリンクには「メール・ハウスリスト向け・秋のセミナー」と分かる印を、SNSの投稿には別の印を付けます。そうすると、申込ページを見た人や申し込んだ人を、経路ごとに数えられます。

使い方と例文

  • 集客の準備の打ち合わせで「案内のリンクは全部、UTMパラメータを付けたものを使ってください。経路ごとの申込率を見たいので」
  • 共催先へのお願いのメールで「貴社からご案内いただく際は、こちらのリンクをお使いください。どちらの経路からのお申込みかを分けて、後日ご報告します」
  • 振り返りで「UTMパラメータで見ると、広告から来た人は多いのに、申込は少なかったです。広告の文と申込ページの中身が合っていなかったのかもしれません」

似た言葉との違い

言葉 意味 分かること
UTMパラメータ リンクに付ける流入元の印 どの案内から来たか
参照元 前に見ていたサイト(印がなくても分かる範囲) どのサイトから来たか。メールなどは分からないことがある
申込フォームの設問 「何で知りましたか」と本人に聞く 本人の記憶での知ったきっかけ

UTMパラメータは、リンクを押した時点の経路を機械で残します。申込フォームで「何で知りましたか」と聞く方法は、本人の記憶なので、最初に知ったきっかけを答えることが多いです。両方を使うと、知ったきっかけと申込の直前の経路を分けて見られます。

実務で気をつけること

  • 付け方の決まりを、集客を始める前に作る:同じメールでも、担当者ごとに「mail」「email」「メール」とばらばらに付けると、別の経路として数えられてしまいます。項目ごとの書き方(英小文字だけ、など)を1枚の表にして、案内を出す全員で使います。
  • リンクは担当者が作って配る:共催先や登壇者に案内をお願いするときは、印を付けたリンクをこちらで作って渡します。相手に作ってもらうと、決まりがそろいません。
  • 短いURLや二次元コードにも、印を入れておく:チラシの二次元コードや短縮したURLの先も、印の付いたリンクにします。会場や紙の案内から来た人も分けられます。
  • 申込の数とつなげて見る:経路ごとの「見た人」だけでなく、「申し込んだ人」「来た人」まで経路で分けて見ると、どこに力を入れるべきかが分かります。経路ごとの申込率はCVR(申込率)、成果の測り方はイベントの効果測定にあります。
  • 個人を特定する情報は入れない:メールアドレスや名前を印の中に入れると、アクセス解析のツールや外部のサイトに個人情報が渡ってしまいます。印に入れるのは、経路や施策の名前だけにします。

くわしく読む

イベントマーケ用語集の一覧へ 事業成長につなげる場の用語集へ