コミュニティマーケ用語集

交流会とは

こうりゅうかい

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

参加者どうしが知り合い、話すことそのものを目的にした集まり。初対面の人が多く、講演はないか短い。

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交流会は、異業種交流会や地域の集まり、学校の行事など、いろいろな場面で使われる言葉です。ここでは、企業やユーザーコミュニティが開く、参加者どうしが知り合うための会の意味で書きます。

意味

交流会は、参加者どうしが知り合い、話すことそのものが目的の会です。講演や発表はないか、あっても短めです。名刺交換や自己紹介から始まり、立ったまま、または座って話しながら進むことが多いです。

誰と誰が交流するかを頭に付けて呼ぶのがふつうです。

  • 異業種交流会:違う業種の人が知り合う
  • ユーザー交流会:同じ製品を使う人どうしが知り合う
  • 担当者交流会:同じ職種の人どうしが知り合う

同じ交流会でも、知り合ったあとに何が起きてほしいかで、作り方が変わります。人脈を広げたいなら、多くの人と話せるように名刺交換の時間を長めに取ります。悩みを話せる仲間をつくりたいなら、少人数で座って話す時間を長くします。

オンラインで開く交流会もあります。画面越しでは大人数で同時に話せないので、少人数の部屋に分かれて話す形が多くなります。対面より会話のきっかけをつかみにくいぶん、お題や進行役を置く工夫が要ります。

使い方と例文

  • 企画会議で「第1回は講演を短くして、後半を交流会にしましょう。同じ職種の方どうしが、ふだんの悩みを話せる時間にしたいです」
  • 依頼のメールで「当日は、講演のあとに1時間の交流会があります。同じ立場の担当の方が集まりますので、ぜひご参加ください」
  • 会の当日に「交流会では、テーブルごとにお題を置いています。最初の15分は、そのお題で話してみてください」

似た言葉との違い

言葉 意味 中心にあるもの
交流会 参加者どうしが知り合うための会 知り合うこと
ミートアップ 同じ関心の人が集まる、話しやすい小さな会 関心を軸にした会話
懇親会 本編のあとに、親しくなるために開く会 本編の続きと、くつろぐこと
ネットワーキング カンファレンスの中にある交流の時間 プログラムの一部

交流会は、それだけで一つの会として開きます。懇親会は、講演や会議などの本編のあとに付く会です。ネットワーキングは、カンファレンスのプログラムの中にある交流の時間を指すことが多い言葉です。ミートアップは、同じ関心を持つ人が集まる前提があるぶん、交流会より話のテーマがはっきりしています(ミートアップ)。

ユーザーコミュニティでは、交流会だけを開くより、講演や事例の共有のあとに交流の時間を続ける形がよく選ばれます。話の種を持った状態で知り合えるので、初対面でも会話が始まりやすいからです。

実務で気をつけること

  • 誰と誰をつなぐかを決める:「ご自由にご歓談ください」だけでは、知り合いどうしで固まります。業種、職種、悩みなど、つなぐ軸を企画の段階で決め、席やテーブルの分け方に反映します。
  • 会話のきっかけを置く:名札に「いま困っていること」を一行書いてもらう、テーブルにお題を置く、などです。運営が全員をつなごうとするより、きっかけを置いたほうが会話が始まります。
  • 紹介する役を決めておく:一人でいる人に気づいたら、似た立場の人を紹介します。誰がその役をするかを、当日の担当表に書いておきます。回を重ねたら、コアメンバーにもお願いします。
  • 主催の会社の営業の時間にしない:主催の会社の社員が売り込みを始めると、参加者は警戒します。社員の役割は、人をつなぐことと、話を聞くこと。これを事前に社内で決めておきます。
  • もう一度会う理由を渡す:交流会で知り合っても、そのままでは次がありません。次の会の日程を伝える、オンラインの場を案内するなど、もう一度会う理由を当日のうちに渡します。第1回の組み立てはコミュニティの第1回(発足イベント)の設計にまとめています。

くわしく読む

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