コミュニティマーケ用語集

ミートアップとは

みーとあっぷ

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

同じ関心を持つ人が集まる、話しやすさを大事にした小さな集まり。登壇よりも参加者同士の会話が中心。

コミュニティの立ち上げに:はじめての立ち上げキット(無料) →

ミートアップは、同じ名前のイベント告知サービスやゲームの集まりでも使われる言葉ですが、ここでは企業やコミュニティが開く、小さくて話しやすい集まりの意味で書きます。

意味

ミートアップは、同じ関心を持つ人が顔を合わせる集まりです。英語の meet up(会う)から来ています。はっきりした定義はありませんが、次のような作りになっていることが多いです。

  • 人数は10〜50人くらい
  • 登壇は短く、話す時間より参加者同士が話す時間のほうを大事にする
  • 平日の夜や、仕事終わりの時間に開く
  • 飲みものや軽食があり、立ち話ができる

セミナーのように「教える人と聞く人」に分かれるのではなく、来た人同士が知り合うことに重心があります。コミュニティを始めるときの第1回が、ミートアップの形になることもよくあります。

使い方と例文

  • 企画の相談で:「いきなり大きなカンファレンスではなく、まず30人くらいのミートアップから始めませんか」
  • 社内の説明で:「ミートアップなので、登壇は15分×2本にして、残りは話す時間に当てます」
  • 振り返りで:「前回のミートアップで話しかけてもらえなかった人が何人かいたので、次は席を指定にします」

似た言葉との違い

集まりの種類 中心にあるもの 人数の目安
ミートアップ 参加者同士の会話 10〜50人
セミナー 登壇者が伝える内容 30〜数百人
勉強会 特定のテーマを学ぶこと 10〜50人
交流会 名刺交換・人脈づくり 20〜100人
ユーザー会 同じ商品を使う人同士の情報交換 10〜100人

勉強会との違いは、学ぶことが目的かどうかです。交流会との違いは、「誰でもいいから会う」のか「同じ関心の人と会う」のかです。ミートアップは、関心が重なっている前提で集まるぶん、話が早く進みます。

実務で気をつけること

  • 主催者が話しすぎない。会社が開くと、どうしても商品の話が長くなります。登壇の合計が全体の3分の1を超えたら、それはセミナーです。参加者が「売り込まれた」と感じると、次は来ません。
  • 話す相手をこちらで決める。「ご歓談ください」だけだと、知り合い同士で固まって、はじめて来た人が一人になります。席を指定する、最初の10分だけテーマを決めて4人で話す、といった作りを入れます。
  • はじめての人の割合を見る。常連が増えるのは良いことですが、はじめての人が2割を切ると、外から見て入りにくい場になっていきます。
  • 続けるかを先に決めておく。1回だけのミートアップは、終わったあとに何も残りません。続けるなら、2回目の日程を当日に伝えられる状態にしてから始めます。第1回の設計はコミュニティの第1回(発足イベント)の設計にまとめています。
  • 名札と、話すきっかけを用意する。名札に所属だけでなく「いま困っていること」を1行書いてもらうと、立ち話が始まります。運営側が全員と話そうとするより、こちらのほうが効きます。

くわしく読む

コミュニティマーケ用語集の一覧へ 事業成長につなげる場の用語集へ