コミュニティマーケ用語集

部会とは

ぶかい/英語では working group

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

業界団体やユーザー会などの大きな組織の中で、テーマや業種ごとに分かれて、続けて活動する会。

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部会は、政党や役所、学校の部活動など、いろいろな場で使われる言葉です。ここでは、業界団体やユーザー会などのコミュニティの中で、テーマや業種ごとに分かれて続けて活動する会の意味で書きます。

意味

部会は、大きな組織を「部」に分けた、その一つひとつの会です。全体の会とは別に、テーマや業種、地域、役割などで分かれて、決まった間隔で集まります。

ユーザー会での例を挙げると、次のような分け方があります。

  • 業種で分ける(製造業の部会、小売の部会など)
  • 役割で分ける(管理者の部会、新しく使い始めた人の部会など)
  • テーマで分ける(データ活用の部会、社内への広げ方の部会など)

部会の特徴は、続けて活動することです。全体の会は人数が多く、一人ひとりが話す時間は短くなります。部会は人数が少ないので、同じ顔ぶれで何度も話し、深い相談ができます。英語では、目的を決めて活動するものを working group と呼ぶことが多いです。

部会の名前は、組織によって違います。「分科会」「研究会」「ワーキンググループ」「グループ」などと呼ぶところもあります。名前よりも、組織の中に置かれていること、続けて活動すること、テーマや業種で分かれていること、の3つがそろっているかで見ると分かりやすいです。社内で新しくつくるときは、会員に分かりやすい呼び名を1つ決めて、それで通します。

使い方と例文

  • 企画会議で「会員が増えて、全体の会だけでは話が広く浅くなってきました。来期から、業種ごとの部会を2つつくりませんか」
  • 依頼のメールで「製造業の部会の世話役をお願いできないかと考え、ご連絡しました。年に4回、1時間ほどの会の進行をお願いしたいです」
  • 全体の会で「各部会の世話役の方から、この半年の活動を3分ずつご報告いただきます」

似た言葉との違い

言葉 意味 続き方
部会 組織の中で、テーマや業種ごとに続けて活動する会 期をまたいで続く
分科会 大会やカンファレンスで、テーマごとに分かれて行う会 その日だけ
委員会・実行委員会 決まった仕事を分担して進めるチーム 役目が終わるまで

分科会は、大会の日に分かれて話す時間です。部会は、組織の中に置かれて、期をまたいで続きます。カンファレンスの分科会については分科会で扱っています。委員会は「会を運営する」など仕事のためのチームで、部会は「同じテーマの人が集まる」ことそのものが目的です。

実務で気をつけること

  • 最初から多くつくらない:部会を一度に多くつくると、それぞれの人数が少なくなり、会が成り立たなくなります。全体の会で同じテーマの話が何度も出たら、そのテーマで1つつくる、くらいから始めます。
  • 世話役を会員の中から立てる:部会の進行を事務局がすべて担うと、部会の数だけ事務局の仕事が増えます。各部会に会員の世話役を立て、事務局は日程や会場、案内を手伝う形にします。役割の分け方はコミュニティの実行委員会のつくり方も参考になります。
  • 終わらせ方も決めておく:テーマが古くなったり、人が集まらなくなったりした部会を続けると、世話役の負担だけが残ります。年に1回、続けるか、ほかとまとめるかを話す日を決めておきます。
  • 全体の会に戻す場をつくる:部会どうしが離れると、組織としてのまとまりが弱くなります。全体の会で各部会の話を短く報告してもらうと、ほかの部会の人も学べます。
  • 部会の中で決まったことを残す:部会で話し合った工夫や、会員どうしで決めた取り組みは、議事メモにして部会の外にも見えるところに残します。新しく部会に入った人が、これまでの話をたどれるようにするためです。

くわしく読む

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