登壇・プレゼンの用語集

アイコンタクトとは

あいこんたくと/英語では eye contact

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

話し手が、聞き手と目を合わせること。プレゼンでは、一人と短く目を合わせて、また次の人へ移る形で、会場全体に目線を配る。

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アイコンタクトは、日常の会話や接客、スポーツでも使われる言葉です。この用語集では、登壇やプレゼンで、話し手が聞き手と目を合わせることという意味で書きます。

意味

アイコンタクト(eye contact)は、目と目を合わせることです。プレゼンでは、話し手が聞き手の顔を見て、目を合わせながら話すことを指します。

聞き手は、目が合うと「自分に向けて話している」と感じます。反対に、話し手がずっと資料や画面を見ていると、聞き手は話から離れやすくなります。アイコンタクトは、話の中身を変えずに、聞き手との距離を縮める方法の一つです。

大勢の前で話すときは、全員と目を合わせることはできません。そこで、会場のいくつかの場所に目線を配り、一人と目を合わせたら、ひと区切り話してから次の人へ移る、という形をとります。

目を合わせる時間は、長すぎても短すぎても落ち着きません。一人をじっと見つめ続けると、見られた人が居心地悪く感じます。反対に、目線が一か所にとどまらず動き続けると、誰にも話しかけていないように見えます。話の区切りに合わせて目線を移すと、自然に見えます。

使い方と例文

  • リハーサルで「スライドを見ている時間が長いので、一文を言うあいだは、会場の誰か一人とアイコンタクトを取ってみてください」
  • 打ち合わせで「演台が会場の左に寄っているので、右側の席にも意識してアイコンタクトを向けてください」
  • 配信の準備で「オンラインでは、画面の相手ではなくカメラを見ると、見ている人にはアイコンタクトになります」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
アイコンタクト 聞き手と目を合わせること 対面の登壇、商談、少人数の話
目線 話し手がどこを見ているか 登壇の振る舞い全般、撮影
ボディランゲージ 身振り、手ぶり、姿勢など、体で伝えること 登壇、面接、商談

目線は「どこを見ているか」全般を言う言葉で、資料を見るのも、会場の奥を見るのも目線です。アイコンタクトは、そのうち聞き手と目を合わせることを言います。

ボディランゲージは、体全体で伝えることです。アイコンタクトは、その中でもいちばん聞き手に届きやすいものと考えると位置づけが分かります。

実務で気をつけること

  • 一文に一人を目安にする(登壇する側):目線を左右に素早く動かすと、落ち着きがなく見えます。一つの文を言い終えるまでは同じ人を見て、文の切れ目で次の人へ移ります。間と組み合わせると、区切りがはっきりします。
  • 会場をいくつかに分けて配る:前の列、後ろの列、左右の端など、会場をいくつかの場所に分け、順番に目線を向けます。話し手の利き側だけに目線が偏るのは、よくある場面です。
  • 原稿は、目を上げて言う部分を決める:原稿を読む部分があってもかまいません。冒頭のあいさつ、結論、締めの一言だけは、原稿から目を上げて言えるように覚えておきます。原稿を前に映すプロンプターを使う場合も、映す位置を目線の高さに合わせます。
  • オンラインはカメラの位置を合わせる:画面の相手の顔を見ると、目線が下がって見えます。カメラを目の高さに置き、要所ではカメラを見て話します。
  • 主催者は、照明と席の配置を確かめる:ステージの照明が強いと、登壇者から客席の顔が見えないことがあります。リハーサルで登壇者に壇上から客席を見てもらい、見えにくければ客席側の明かりを調整します。準備の流れはセミナー登壇の準備の進め方にまとめています。

くわしく読む

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