演台とは
えんだい/英語では lectern
講演や発表をする人の前に置く台。原稿やパソコンを置いたり、マイクを付けたりして、話す人の手元を支える。
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演台は「えんだい」と読みます。この用語集では、会社のイベントやセミナーで、登壇者が話すときに使う台の意味で書きます。会場の設営のくわしい話には入りません。
意味
演台は、講演や発表をする人の前に置く、胸ほどの高さの台です。上の面が少し傾いていて、原稿やパソコンを置けます。マイクが付いているものも多くあります。英語では lectern と言い、podium と呼ぶこともあります。
字の似た「演壇」とは、指すものが違います。演壇は、話す人が立つために一段高くした場所のことです。演壇の上に演台を置く、という関係になります。
ホテルの宴会場や貸し会議室では、演台を備品として借りられることが多くあります。数や形は会場ごとに違うので、下見か問い合わせで確かめます。
使い方と例文
- 企画会議で「基調講演は演台を使わずに、登壇者が前に出て話す形にしましょう。手元のモニターは床に置きます」
- 打ち合わせで「当日は演台にパソコンを置いて、ご自身で操作していただけます。マイクは演台に付いたものと、手で持つものの両方を用意します」
- 当日の現場で「演台の上の水は、話す方の右手側に置いてください。パソコンの近くには置かないようにします」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 演台 | 話す人の前に置く台 | 講演、発表、あいさつ |
| 演壇 | 話す人が立つために、一段高くした場所 | 講演会、大きな会場 |
| 司会台 | 司会が台本を置いて進行するための台 | 司会のいるイベント |
演台は台そのもの、演壇は立つ場所です。読みも「えんだい」「えんだん」と近く、案内や台本で取り違えやすい言葉です。会場とのやり取りでは「話す人の前に置く台」のように、物で伝えると確実です。司会台は、登壇者の演台とは別に、会場の前方の端などに置く小さめの台です。
司会と登壇者が同じ台を使う会場もあります。そのときは入れ替わりのたびに、台の上の物を片づける時間がかかります。進行表にその分の時間を入れておきます。
実務で気をつけること
- 演台を使うかどうかを、登壇者と決めておく:演台の後ろで話すと、原稿やパソコンを見やすい代わりに、動きが少なくなります。前に出て話したい登壇者もいます。打ち合わせで本人の希望を聞き、主催者が会場の配置を決めます。パネルやトークセッションのように何人かで話す枠では、演台を使わず、椅子と手で持つマイクにすることが多くあります。立ち位置と視線の考え方はスピーチの演出にまとめています。
- マイクの種類を、話し方に合わせる:演台に付いたマイクは、台から離れると声を拾いません。動きながら話す人には、手で持つマイクか、胸元に付けるマイクを用意します。どれを使うかは、前日までに登壇者に伝えます。
- 台の高さと、原稿の見え方を確かめる(登壇する側):背の高さによっては、演台の上の原稿が読みにくいことがあります。会場に早めに入り、立つ位置から原稿とパソコンの画面が見えるかを確かめます。高さを変えられない台なら、足元に置く低い台を借りられるかを、主催者に聞いておきます。
- パソコンの置き場所を先に決める:登壇者のパソコンを演台に置くのか、運営のパソコンで映すのか。つなぐ線の届く長さで、演台の位置が決まることもあります。原稿を左右の板に映すプロンプターを使うなら、その置き場所も一緒に決めます。
- 配信するなら、カメラから見た位置も確かめる:会場から配信や収録をする場合、演台の位置で、カメラに映る顔の向きや背景が決まります。演台の後ろに立ったとき、スクリーンと話す人が一緒に映るかを、リハーサルで確かめます。
- 演台の上に、物を増やさない:資料や飲み物が増えると、客席からは話す人の手元が散らかって見えます。置く物は、原稿と水くらいにします。


