パネリストとは
ぱねりすと
パネルディスカッションで壇上に並び、進行役の問いに自分の立場で答え、ほかの話し手と意見を交わす人。
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パネリストは、ウェビナーの配信ツールで使われる権限の名前でもあります。出席者とは別の招待で入り、カメラやマイク、画面の共有が使える人のことです。この用語集では、イベントのパネルディスカッションの話し手の意味で書きます。配信ツールの権限のことは、最後の節でも触れます。
意味
パネリスト(panelist)は、パネルディスカッションで壇上に並び、意見を交わす話し手です。パネル(panel)は、もとは話し合いや審査のために集まった人たちの一団を指す英語です。
パネリストの仕事は、問いに自分の立場で答えることです。1人で続けて話す講演者とちがい、まとまった発表はしません。モデレーターの問いに答え、ほかのパネリストの話を受けて、自分の考えを足していきます。そのため発表用の資料は作らないことが多く、使っても紹介の1枚と、見せたい図が1枚ほどです。
日本では「パネラー」とも言います。日本でできた言い方で、意味は同じです。告知の文やプログラムのように改まった文書では、パネリストと書くことが多いです。
使い方と例文
- 企画会議で「パネリストは3人。進めている会社と、これから始める会社の両方に入ってもらいましょう」
- 依頼のメールで「パネリストとしてのご登壇をお願いしたく、ご連絡しました。当日は、こちらからお送りする問いに、お考えを聞かせていただく形です」
- 当日の現場で「パネリストの席は、話が長くなりやすい方をモデレーターの隣にしています」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| パネリスト | 問いに立場で答え、意見を交わす話し手 | パネルディスカッション |
| パネラー | パネリストの日本での言い方。意味は同じ | 話し言葉、社内のやり取り |
| シンポジスト | シンポジウムで、それぞれ発表したあと討論に加わる人 | 学会や自治体のシンポジウム |
| モデレーター | 問いを投げ、議論を進める進行役 | パネルディスカッション |
シンポジストとの違いは、最初に発表があるかどうかです。シンポジウムでは、1人ずつ短い発表をしてから討論に移ることが多く、発表の資料も用意します。パネルディスカッションは、最初から問いに答える形で進みます。
モデレーターとの違いは、答える側か、聞く側かです。進行役のことはモデレーターのページにまとめています。
実務で気をつけること
- 人数は多くても4人まで。3人がいちばん組みやすく、5人以上になると1人の発言が細切れになって、議論になる前に時間が終わります。5人以上に出てもらいたいときは、枠を2つに分けます。
- 頼むときは「話すこと」ではなく「答える問い」を渡す。「15分ほどお話しください」と頼むと、パネリストは講演の準備をしてきます。テーマの問いを依頼のメールに書き、それにどう答えるかを考えてきてもらいます。
- 話してよい範囲を、打ち合わせで確かめる。数字や取引先の名前など、社内の確認が要る話は、パネリスト本人だけでは判断できないことがあります。本番の1〜2週間前の打ち合わせで聞いておくと、確認の時間がとれます。
- 引き受けたら、立場を3つ用意する。パネリストが準備するのは資料ではなく、問いに対する自分の考えです。「この点はこう考える」を3つほど持っておけば足ります。ほかの人と意見がそろったとき、どう角度を変えるかも考えておきます。
- オンラインでは、配信ツールの権限を前日までに確かめる。ウェビナーの配信ツールには、パネリストが出席者とは別の招待で入るものがあります。出席者の入口から入ると、カメラもマイクも使えません。主催者は招待を送ったあと、本番前の接続の確認で、パネリストの権限になっているかを見ておきます。
パネリスト側の準備は、セミナー登壇の準備の進め方と同じ考え方で進められます。違うのは、スライドの代わりに自分の立場を用意する点です。パネル全体の組み方はパネルディスカッションの進め方にまとめています。

