登壇・プレゼンの用語集

登壇プロフィールとは

とうだんぷろふぃーる/英語では speaker bio

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

イベントやセミナーの告知ページや当日の紹介で使う、登壇者の紹介文。名前・肩書き・経歴と、その回のテーマに関わることを短くまとめる。

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プロフィールは、SNSや人材サービスの自己紹介の意味でも使われます。この用語集では、イベントやセミナーの主催者に渡す、登壇者の紹介文という意味で書きます。

意味

登壇プロフィールは、登壇者を聞き手に紹介するための短い文です。告知ページ、申込のフォーム、当日の配布資料、司会の紹介、配信の画面など、いくつもの場所で使われます。英語では speaker bio(スピーカーバイオ)と呼びます。

入れることは、おおよそ次のとおりです。

  1. 名前と読み方
  2. 会社名と肩書き
  3. 経歴:いまの仕事にいたるまでの流れを短く
  4. その回のテーマに関わる経験:なぜこの人がこの話をするのか

いちばん大事なのは4つ目です。経歴が立派でも、テーマとのつながりが見えないと、聞き手は「なぜこの人の話を聞くのか」が分かりません。

主催者からは、長さを指定されることが多くあります。告知の一覧には短いもの、ページの詳しい紹介には長いもの、と使い分けるためです。架空の人物で例を示します。

50字の例「株式会社〇〇 マーケティング部 部長。BtoBの展示会とセミナーの企画を、10年にわたり担当している。」

200字の例「株式会社〇〇 マーケティング部 部長。大学卒業後、メーカーで営業を経験したのち、マーケティング部に移る。以来10年、展示会とセミナーの企画を担当し、オンライン配信への切り替えも進めた。いまは、イベントで出会ったお客様を商談につなげる仕組みづくりに取り組んでいる。本日は、来場者へのフォローの順番を変えて見えたことをお話しする。」

使い方と例文

  • 依頼のメールで「告知ページに載せる登壇プロフィールを、200字ほどで、お写真とあわせて頂戴できますでしょうか」
  • 打ち合わせで「司会の紹介は、登壇プロフィールの50字の版を読み上げる形にします」
  • 登壇する側の返事で「登壇プロフィールは、社内で決まっている表記がありますので、そちらでお送りします」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
登壇プロフィール 登壇者を聞き手に紹介する短い文 告知、当日の紹介、配布資料
肩書き 会社名と役職などの、立場を表す呼び方 名刺、告知の一覧、名札
経歴書 学歴や職歴を、年ごとに並べたもの 採用、取引先の審査

肩書きは、プロフィールの一部です。告知の一覧などで名前の横に一行だけ出すときは、肩書きだけを使います。

経歴書は、何をしてきたかを漏れなく並べるものです。登壇プロフィールは、その回のテーマに関わることだけを選んで書きます。

実務で気をつけること

  • 主催者は、長さと締め切りをまとめて伝える:「50字と200字の2つ」「告知の開始の1週間前まで」のように、字数と締め切りを依頼のときに書きます。写真の向きや大きさの指定もあれば、一緒に伝えます。依頼の流れは登壇依頼のメール文例にまとめています。
  • 登壇する側は、長さ違いを用意しておく:50字・100字・200字の版を手元に置いておくと、依頼のたびに書き直さずにすみます。テーマに関わる一文だけを、その回に合わせて差し替えます。
  • 肩書きの表記を会社に確かめる:役職の書き方や、英語の表記が社内で決まっていることがあります。告知の前に、登壇者の会社の広報などに確認してもらいます。
  • 読み上げて確かめる:司会が紹介で読むとき、長い会社名やカタカナの続く文は言いにくいものです。主催者は一度声に出して読み、読み方の分からない言葉には、ふりがなをもらっておきます。
  • 変更の連絡先を決める:異動や肩書きの変更は、告知のあとにも起こります。誰に連絡すれば直してもらえるかを、登壇者に伝えておきます。

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