ウェビナー・セミナー用語集

共催セミナーとは

きょうさいせみなー

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

2社以上が主催者として名前を並べ、企画・集客・当日の運営を分け合って開くセミナー。オンラインで開くものは「共催ウェビナー」とも呼ぶ。

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「共催」は学会や自治体の催しでも使われますが、ここでは会社どうしが組んで開くセミナー・ウェビナーの意味で書きます。主催・共催・後援・協賛の違いもあわせて表にしました。使い分けは団体によって少しずつ違うので、会社のセミナーでの一般的な使い方として読んでください。

意味

共催セミナーは、2社以上が「主催者」として名前を並べて開くセミナーです。テーマ、登壇者、集客、当日の運営、終わったあとのフォローを、組んだ会社どうしで分け合います。オンラインで開くものは「共催ウェビナー」とも言います。読み方は「きょうさい」。英語では co-host(共同で主催する)と言います。

組む理由のいちばんは、自社のリストの外に案内を届けることです。お客様の層が近く、売っているものがぶつからない相手と組むと、お互いの見込み客に会えます。登壇が2社になるので、1社だけの話より比べる軸が生まれ、中身も厚くなります。

使い方と例文

  • 企画会議で「次回は、お客様の層が近い〇〇社さんに共催を打診してみませんか」
  • 打診のメールで「貴社と共催で、〇〇をテーマにしたウェビナーを開けないかと考えております。両社の役割の案を添えます」
  • 告知文で「本セミナーは、A社とB社の共催で開催いたします」

似た言葉との違い

言葉 意味 よくある例
主催 催しを企画し、開く責任を持つ。中身・費用・当日の判断を負う 自社だけで開くセミナー
共催 2者以上が主催者として並び、責任と作業を分け合う 2社で集客と登壇を分け合うセミナー
後援 趣旨に賛同して名前を出す。運営やお金には関わらないことが多い 自治体・業界団体・メディアの名前が載る
協賛 お金や物、サービスを出して支える。代わりに社名やロゴが出る スポンサーとして社名を載せる
協力 人手・場所・告知など、一部を手伝う 会場の提供、告知の手伝い

分け目は「責任をどこまで持つか」です。中身と当日の判断まで持つのが主催と共催、支えるのが協賛と協力、名前で後押しするのが後援です。片方が主催で、もう片方は協力として告知だけ手伝う、という形もよくあります。後援の名義の使い方や協賛金の扱いは、相手の団体や社内の決まりで変わるので、ここでは扱いません。

実務で気をつけること

  • 役割分担を、打診が通った時点で1枚にする。告知を誰が何回出すか、申込ページをどちらに置くか、司会と配信は誰か、アンケートは誰が作るか。口約束のまま進めると、当日が近づいてから「そちらがやると思っていた」が起きます。前向きな返事をもらったら、表にして両社で確かめます。司会と配信をどちらの会社でも持ちにくいときは、ウェビナー運営代行のように、当日の進行ごと任せる形もあります。
  • 申込者の情報の扱いを先に決める。申込フォームに、情報を受け取る会社として両社の名前を書き、参加者に分かるようにしておくのが一般的です。終わったあと、どちらが先に連絡するか、連絡しない相手はいるかも決めます。社内の個人情報の担当にも確かめてください。
  • 売り込みの量をそろえる。2社とも自社の紹介に時間を使うと、参加者は離れます。テーマは参加者の困りごとで1本にし、各社の紹介は最後に短く、と台本で決めます。
  • 社名の並び順とロゴを決める。告知での社名の順番やロゴの大きさは、あとで揉めやすいところです。どちらが中心の主催かを、最初に言葉にしておきます。
  • 終わったら、数字を相手にも送る。申込数・参加数・アンケートの結果を共催先にもまとめて送ると、次の回の相談につながります。共催を集客の手段としてどう組み込むかは、セミナーの企画から集客までの「集客:チャネルは4つしかない」で扱っています。

くわしく読む

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