来場者アンケートとは
らいじょうしゃあんけーと/英語では on-site survey
カンファレンスや展示会の会場で、来場者にその場で答えてもらう質問。紙やQRコードで、帰る前に回収する。
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来場者アンケートは、お店や施設に来た人へのアンケートを指すこともあります。ここでは、カンファレンスやセミナー、展示会の会場で、来場者にその場で答えてもらうアンケートの意味で書きます。
意味
来場者アンケートとは、会場に来た人に、帰る前に答えてもらう質問のことです。紙に書いてもらう形と、会場に置いたQRコードをスマホで読み取って答えてもらう形があります。
その場で聞くので、記憶が新しいうちの声が集まります。「どのセッションがよかったか」「次に聞きたいテーマ」「個別に相談したいか」など、当日の熱があるうちに聞きたいことに向いています。
一方で、会場では時間がありません。来場者は次のセッションへの移動や、帰りの電車を気にしています。答えるのにかかる時間を短くするほど、回収は増えます。
会場のアンケートは、来場者の数に対して、どれだけ戻ってきたかで見ることが多い言葉です。戻りが少ないと、声の大きい人の意見だけが残ります。答える時間と、答えやすさを用意するのは、集まる声の偏りを減らすためでもあります。
使い方と例文
- 「来場者アンケートは、最後のセッションの前に案内しましょう。終わってからだと、皆さん帰ってしまうので」(進行の打ち合わせで)
- 「お帰りの前に、お手元のQRコードからアンケートにご協力ください」(司会の締めの言葉で)
- 「出口の前で回収箱を持って立つと、紙のアンケートの戻りが全然違いますね」(終わったあとの振り返りで)
- 「QRコードは、席の背もたれと出口の両方に貼っておきます」(会場の準備の打ち合わせで)
あるあるなのは、ペンが足りなくなることです。紙のアンケートを席に置いたのに、ペンを持っていない来場者が多く、受付の前に小さな列ができます。紙で回収するなら、ペンは席の数だけ用意しておきます。
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 答えるタイミング |
|---|---|---|
| 来場者アンケート | 会場で、その場で答えてもらう | 当日、帰る前 |
| 事後アンケート | 終わったあとにメールなどで送る | 当日の夜〜数日後 |
| 事前アンケート | 申込のときや開催前に聞く | 開催前 |
来場者アンケートと事後アンケートは、聞く中身が重なりますが、答える場所と時間が違います。会場で聞くなら、その場でしか聞けない感想と次の希望に絞り、細かい質問は事後アンケートに回す、という分け方がよく使われます。どちらも聞き方の工夫で戻りが変わるので、同じ催しで両方を使うなら、聞く中身が重ならないように分けておきます。
実務で気をつけること
- 答える時間を、プログラムの中にとる:最後のセッションの前や、クロージングの中に、答えてもらう時間を数分置きます。休憩の時間に頼むと、移動とトイレに負けます。
- 聞くことを絞る:会場で答えてもらうのは、1〜2分で終わる量にします。選ぶ形の質問を中心にし、書いてもらう欄は1つか2つにします。
- 相談の希望を、必ず1問入れる:「個別に相談したいか」を聞く質問は、会場のアンケートでいちばん大事な1問です。誰がいつ連絡するかも、開催前に決めておきます。考え方はイベントを商談につなげる導線設計にまとめています。
- 紙とQRコードの両方を用意する:スマホで答える人が多くても、電池が切れている人や、紙のほうが早い人もいます。紙で集めたものは、その日のうちに入力する人を決めておきます。
- 答えてくれた人へのお礼を決める:ノベルティや資料の送付と引き換えにするなら、渡し方と渡す場所を決めておきます。数字の見方はイベントの効果測定で扱っています。
- 集めた声を、その日のうちに共有する:相談の希望や、強い不満の声は、早く動くほど効きます。当日の夜までに、相談の希望の一覧を担当に渡すと決めておくと、翌日の連絡に間に合います。


