カンファレンスあるある用語集

ノベルティとは

のべるてぃ/英語では novelty goods

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

カンファレンスや展示会で、来場者に無料で配る、社名や催しの名前が入った品。会社や催しを覚えてもらうために配る。

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ノベルティは、英語では「目新しいもの」という意味もある言葉です。ここでは、カンファレンスや展示会で来場者に配る、名前入りの品の意味で書きます。

意味

ノベルティとは、会社や催しを覚えてもらうために、無料で配る品のことです。英語の novelty goods から来た言葉で、社名やロゴ、催しの名前が入っているのがふつうです。

カンファレンスでは、主催者が来場者全員に配るものと、協賛企業が自社の展示の場所で配るものの2つがあります。ペン、ノート、ステッカー、エコバッグ、モバイルバッテリー、ペットボトルの飲み物など、形はさまざまです。

ノベルティは、配って終わりではありません。持ち帰ったあとに使われて、何度も目に入ることで、名前を思い出してもらうための品です。

協賛企業にとって、ノベルティは展示の場所に人を呼ぶきっかけにもなります。「この品をもらいに来た」という来場者と話すうちに、相談につながることもあります。主催者にとっては、来場者が持ち帰る品が、催しの名前を家や職場まで運んでくれる、小さな広告の役目を持ちます。

使い方と例文

  • 「今年のノベルティ、持ち帰ってもかさばらないものにしませんか」(企画会議で)
  • 「アンケートにお答えいただいた方に、ノベルティをお渡ししています」(当日の受付で)
  • 「ステッカー、もうなくなりました」「えっ、まだお昼前ですよ」(当日、スタッフどうしの連絡で)
  • 「ノベルティの残り、次のセミナーでも配れるように、日付の入っていない品にしておきましょう」(終わったあとの振り返りで)

あるあるなのは、エンジニア向けの催しでステッカーが人気すぎることです。ノートパソコンのふたに貼られて、次の催しにも一緒に来てくれる。小さいわりに、長く目に入る品の代表です。反対に、大きくて重い品は、帰りの荷物になって会場に置いていかれることがあります。

似た言葉との違い

言葉 意味 渡す相手
ノベルティ 名前を覚えてもらうために配る品 来場者に広く
記念品 参加や節目を記念して渡す品 参加者や登壇者
景品 くじや抽選、条件を満たした人に渡す品 当たった人・条件を満たした人
粗品 来てくれたお礼に渡す、ささやかな品 来店者・来場者

どれも「無料で渡す品」という点は同じで、違うのは渡す理由です。ノベルティは名前を広めることが目的で、記念品は思い出に残すことが目的です。アンケートの回答と引き換えに渡すときは、景品に近い使い方になります。景品として扱うときは、景品の決まりにかからないかを、念のため社内で確かめておきます。

実務で気をつけること

  • 配る目的を先に決める:名前を覚えてもらうのか、アンケートに答えてもらうのか、展示の場所に来てもらうのか。目的で、配る品も渡し方も変わります。
  • 渡すきっかけを決める:受付で全員に渡すか、アンケートの回答や名刺の交換と引き換えにするか。引き換えにするなら、来場者アンケートの置き方とあわせて決めます。
  • 持ち帰りやすさを見る:電車で帰る来場者が多い会場なら、小さく軽い品が喜ばれます。配布用の袋に入るかも確かめます。
  • 協賛企業と品がかぶらないか確かめる:主催者と協賛企業が同じような品を配ると、どちらの品か分からなくなります。協賛企業の配る品は、早めに聞いておきます。
  • 足りない・余るの両方に備える:来場の見込みは当日までぶれます。なくなったときの案内の言葉と、余ったときの使い道(次の催し・営業での手渡し)を決めておきます。費目の考え方はカンファレンス開催の費用にまとめています。
  • 配る場所で人が詰まらないようにする:人気の品を配ると、配る場所に列ができ、通路や受付の流れが止まることがあります。配る場所と、列の伸びる方向を、会場の地図の上で先に決めておきます。

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