ウェビナー・セミナー用語集

事後アンケートとは

じごあんけーと/英語では post-event survey

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

セミナーやウェビナーが終わった直後に、参加者へ感想と次の希望を聞く質問。届いたかの記録と、次の一歩の受付に使う。

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事後アンケートは、研修や社内の施策のあとに行う調査の意味でも使う言葉ですが、ここではセミナー・ウェビナーが終わった直後に、参加者に答えてもらう質問の意味で書きます。開催の前に聞く質問は、事前アンケートのページで扱います。

意味

事後アンケートは、終わった直後に参加者へ答えてもらう質問です。「終了後アンケート」「参加者アンケート」とも呼びます。目的は大きく3つです。

  1. その回が届いたかを記録する。分かりやすかったか、明日から試したいことがあるか
  2. 参加者の次の一歩を知る。個別に相談したい、資料がほしい、次の回も参加したい
  3. 次の企画の材料を集める。次に聞きたいテーマ、いま困っていること

設問の例です。全部を入れるのではなく、目的に合うものを選びます。

  • 「今日の内容は、お仕事に役立ちそうですか」(5段階で選ぶ)
  • 「明日から試してみたいことを、1つ教えてください」(自由記述)
  • 「このあと、ご希望のものはありますか」(資料がほしい/個別に相談したい/次の回の案内がほしい/特になし)
  • 「次に聞いてみたいテーマを教えてください」(自由記述・任意)

答えてもらう場所は、ウェビナーなら終了の画面か、終わった直後に開くアンケートのページ。会場なら、紙か、配布物に載せた読み取り用のコードです。お礼のメールにもう一度リンクを入れて、答えそびれた人を拾います。

「満足度アンケート」と呼ぶ会社もありますが、満足度だけを聞くと、次に何を変えればいいかが分かりません。満足度は設問の1つとして入れ、ほかの目的の設問と組み合わせます。

使い方と例文

  • 企画会議で「事後アンケートの最後に『個別に相談したい』の選択肢を入れましょう。選んだ方には、翌日に営業から連絡します」
  • 司会の締めで「画面に出ているアンケートに、2分ほどでお答えください。次の回のテーマを決める参考にします」
  • 終わったあとの打ち合わせで「事後アンケートで、相談の希望が〇件ありました。明日の午前中に営業へ渡します」

似た言葉との違い

言葉 聞く時期 主な使いみち
事前アンケート 申込のとき・開催の前 当日の内容と質疑を合わせる
事後アンケート 終わった直後から、お礼のメールまで 届いたかの記録、次の一歩、次の企画
投票機能 配信の最中 その場で参加者の状況を知る
満足度調査 終わった直後 満足度の記録。事後アンケートの1問として入ることが多い

事前は「当日のため」、事後は「このあとと次の回のため」に聞きます。当日の最中に全員に短く聞きたいことは、事後アンケートに回さず投票で聞くと、その場で話す中身に生かせます。

実務で気をつけること

  • 設問は、企画の段階で使い道と一緒に決める:主催者の担当者が、設問ごとに「この答えで何を決めるか」を書きます。使い道の決まらない設問は外します。設問が増えるほど答える人は減るので、全体を短く保ちます。満足度の次に入れる設問の例は、イベントの効果測定にまとめています。
  • 相談の希望を、誰がいつ受け取るかを決めておく:営業の担当者、渡す期限、最初の連絡の文面。決めずに始めると、答えが集計の表の中で止まります。翌営業日の午前までに渡す、と開く前に営業と決めておきます。
  • 答える時間を、終わりの数分に取る:お礼のメールで後日答えてもらうより、その場で答えてもらうほうが戻ってきます。司会の台本に「いま、お答えください」のひと言を入れます。どれだけ戻ってきたかの数え方は、アンケート回収率のページで扱います。
  • 答えの使い方を、設問の前に書く:営業からの連絡に使うなら、そう書きます。共催で開くときは、答えをどちらの会社が受け取り、何に使うかを書いておきます。書かずに連絡すると、参加者は驚きます。
  • 自由記述は、そのまま登壇者に返す:集計の数字より、参加者の言葉のほうが、登壇者の次の準備に役立ちます。名前など個人が分かるところを外して、終わった週のうちに渡します。次の回の冒頭で「前の回でいただいた声から」と触れると、次のアンケートにも答えてもらいやすくなります。

くわしく読む

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