アテンドとは
あてんど
イベントで、登壇者やゲストに付き添い、着いてから帰るまでの会場での動きを案内すること。また、その役の人。
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アテンドは、旅行やショッピングの付き添い、営業でお客様をもてなすことなど、いろいろな場面で使われる言葉です。ここでは、カンファレンスやセミナーで、登壇者やゲストに付き添って案内する役の意味で書きます。
意味
アテンドとは、イベントで登壇者やゲストに付き添い、会場での動きを案内することです。その役の人を「アテンド」「アテンドの担当」と呼ぶこともあります。
英語の attend は、ふつう「出席する」という意味で使います。attend to のように「世話をする」という使い方もあり、日本の現場の「アテンド」はこちらに近い意味です。英語で話す相手には、escort や guide と言い換えると伝わりやすくなります。
アテンドの仕事は、登壇者が会場に着いてから帰るまで、迷わず、待たずに動けるようにすることです。
- 着いた登壇者を受付で迎え、待機スペースへ案内する
- 音の確認や、司会との打ち合わせに連れていく
- 出番の前に声をかけ、壇上の近くまで一緒に行く
- 終わったあとに、懇親会の会場や出口まで案内する
登壇者は、その日いちばん緊張している人のひとりです。段取りの心配をアテンドが引き受けることで、登壇者は話すことだけに気持ちを向けられます。
使い方と例文
- 「基調講演の方には、アテンドを1人付けましょう」(企画会議で)
- 「当日は、私が会場でアテンドいたします。お着きになりましたら、こちらの番号にお電話ください」(登壇者への案内のメールで)
- 「アテンドさん、登壇者の方を5分前に壇上の近くまでお連れしてください」(当日、進行の責任者から)
あるあるなのは、アテンドの担当がほかの仕事も持っていて、登壇者を待たせてしまうことです。受付を手伝っているあいだに登壇者が着き、だれにも気づかれずに客席の端に座っている。登壇者からすれば、少し心細い時間です。アテンドは、その人のためだけの役として置くものです。
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 相手 |
|---|---|---|
| アテンド | 決まった人に付き添って案内すること | 登壇者・ゲスト |
| 案内係 | 会場のあちこちで、道や場所を案内する係 | 参加者全体 |
| 受付 | 来た人を確かめ、資料などを渡す係 | 参加者全体 |
アテンドは「人に付く」、案内係や受付は「場所に付く」役です。案内係は持ち場から動かずに多くの人を案内し、アテンドは決まった人と一緒に動きます。小さなセミナーでは、主催者の担当者が登壇者のアテンドを兼ねることもよくあります。登壇者やゲストが多い日は、アテンドの担当どうしが連絡を取り合える手段も決めておきます。
実務で気をつけること
- 誰に誰が付くかを、前日までに決める:登壇者が多い日は、全員に1人ずつ付けるのは難しいものです。基調講演の登壇者や、初めてその会場に来る人を優先し、ほかは何人かをまとめて受け持ちます。決めるのは進行の責任者です。
- ほかの仕事を持たせない:登壇者が着く時間帯と、受付が混む時間帯は重なります。兼ねると、どちらかが抜けます。
- 登壇者ごとの情報を、手元に置く:登壇者ごとの入り時間、携帯の番号、スライドの受け取りの有無を一覧にして、担当が持ちます。
- 会場の中を、前もって歩いておく:待機スペースから壇上まで、どこを通って何分かかるか。案内する人が迷うと、登壇者も迷います。前日か当日の朝に、一度歩いておきます。
- 登壇する人の側の流れも知っておく:登壇者が当日に何を気にしているかが分かると、声のかけ方が変わります。登壇する側の準備はセミナー登壇の準備の進め方にまとめています。



