スポンサーセッションとは
すぽんさーせっしょん/英語では sponsored session
カンファレンスに協賛(スポンサー)した会社が、協賛の見返りとして受け持つ講演の枠。協賛社セッションとも呼ぶ。
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スポンサーセッションは、展示会やスポーツの協賛の話でも出てくる言葉です。ここでは、企業や団体が開くカンファレンスで、協賛した会社が受け持つ講演の枠の意味で書きます。主催する側と、協賛して登壇する側の両方の目線で触れます。
意味
スポンサーセッションとは、カンファレンスに協賛した会社が、協賛の見返りとして持つ講演の枠のことです。「協賛社セッション」「スポンサー講演」とも呼ばれます。
カンファレンスの協賛には、いくつかの見返りが組み合わされます。告知に会社のロゴを載せる。会場に展示の場所を持つ。そして、講演の枠を持つ。スポンサーセッションは、その中でも参加者に直接まとまった時間で話せる、いちばん中身の濃い見返りです。
主催者にとっては、協賛の力を借りて開催を支えながら、プログラムを厚くできる枠です。協賛する会社にとっては、お客様になりそうな人に、自社の考えを伝えられる枠です。どちらにとっても良い枠にするには、参加者が聞く価値を感じる中身であることが前提になります。
使い方と例文
- 「いちばん上の協賛には、30分のスポンサーセッションを付けましょう」(主催者の企画会議で)
- 「スポンサーセッションの資料、製品の紹介が続くので、事例を前に出していただけますか」(主催者から協賛社への相談で)
- 「スポンサーセッションで話した中身を、翌月のウェビナーにつなげましょう」(協賛する会社の打ち合わせで)
あるあるなのは、スポンサーセッションの客席だけがさみしいことです。参加者は、タイトルや紹介文から「宣伝の時間かな」と感じると、そこを休憩にしてしまいます。逆に、業界の悩みにまっすぐ答えるタイトルなら、一般のセッションより人が入ることもあります。客席の数は、タイトルの時点でかなり決まっています。
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 中身を決める人 |
|---|---|---|
| スポンサーセッション | 協賛した会社が受け持つ講演の枠 | 協賛社(主催者が確認) |
| 一般のセッション | 主催者がテーマを決めて組む講演の枠 | 主催者 |
| 展示ブース | 協賛した会社が製品を紹介する場所 | 協賛社 |
| 共催セミナー | 2社以上が主催者として並んで開くセミナー | 共催する会社どうし |
スポンサーセッションは、あくまで主催者のカンファレンスの中の1枠です。時間とテーマの大枠は主催者が決め、話の中身は協賛社が用意します。共催セミナーは、会社どうしが主催者として名前を並べる形なので、立場が違います。組み方は共催セミナーで扱っています。
実務で気をつけること
- 中身の決まりを、協賛を募る段階で書いておく:製品の紹介に使ってよい時間、デモの有無、事例の扱いなど、主催者として求めることは、協賛の案内の資料に書いておきます。あとから伝えると、話がこじれます。
- プログラムでの表示を決める:「スポンサーセッション」と書くか、ほかの枠と同じに並べるか。参加者に正直なのは、協賛の枠だと分かる書き方です。告知を出す前に、主催者が決めます。
- 申込者の情報の扱いを、先に合わせる:セッションを聞いた人の情報を協賛社に渡すかどうかは、協賛社がいちばん気にするところです。渡すなら、申込のフォームで参加者の同意を取っておく必要があります。フォームを作る前に、主催者と協賛社で合わせます。
- 資料の確認の締め切りを決める:主催者が中身を確かめるなら、資料の提出日を決めておきます。前日に届くと、直してもらう時間がありません。
- 協賛する側は、聞いた人の次の一歩を用意する:セッションのあとに資料を受け取れる、相談の場がある、など。話して終わりにしない段取りはイベントを商談につなげる導線設計で扱っています。


