ウェビナー・セミナー用語集

ブレイクアウトルームとは

ぶれいくあうとるーむ/英語では breakout room

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

オンラインの会の途中で、参加者を少人数の部屋に分け、話し合ってもらう機能。時間が来ると全体の部屋に戻る。

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ブレイクアウトは、カンファレンスで会場が分かれて並行して進むセッションの意味でも使う言葉です。ここでは、オンラインの会で参加者を少人数の部屋に分ける機能の意味で書きます。カンファレンスのほうは、ブレイクアウトセッションのページで扱います。

意味

ブレイクアウトルーム(breakout room)は、オンラインの会の途中で、参加者をいくつかの小さな部屋に分け、話し合ってもらう機能です。英語の break out には、大きな集まりから「分かれて出る」という意味があります。決めた時間が来ると、全員が全体の部屋に戻ります。

オンラインのワークショップや研修、参加者どうしの交流の時間でよく使います。全員の前では話しにくい人も、少人数なら口を開きやすくなります。

部屋への分け方は、ツールによって主に3つです。

  • 自動で、ばらばらに振り分ける
  • 主催者が前もって決めた組み合わせで振り分ける
  • 参加者が、入りたい部屋を自分で選ぶ

気をつけたいのは、話す人と聞く人が分かれた「ウェビナーの形」の会では、小部屋の機能が使えないツールがあることです。全員が顔を出して話す「会議の形」で予約しておかないと、当日になって分けられないことがあります。

使い方と例文

  • 企画会議で「後半の20分はブレイクアウトルームに分けて、4人ずつで話してもらいましょう」
  • 当日の司会で「このあと、画面に出る案内から小部屋へお移りください。10分たつと、自動で全体の部屋に戻ります」
  • 運営どうしの連絡で「3番の部屋が2人だけです。遅れて入った方を、3番に入れてください」

似た言葉との違い

言葉 意味 使う場面
ブレイクアウトルーム オンラインで、参加者を少人数の部屋に分ける機能 オンラインのワークショップ・研修・交流
ブレイクアウトセッション カンファレンスで、複数の会場に分かれて並行して進むセッション カンファレンスのプログラム
グループワーク 少人数で話し合ったり、作業したりすること 会場でもオンラインでも

ブレイクアウトルームは「話し合う場を分ける」道具、ブレイクアウトセッションは「聞く場を分ける」プログラムです。グループワークはやることの名前で、オンラインで行うときの道具がブレイクアウトルーム、と分けると混ざりません。

実務で気をつけること

  • 使えるかどうかを、会の形を決める時に確かめる:小部屋に分けたいなら、予約の段階で、その機能が使える形で会を作ります。ウェビナーとして予約したあとで気づいても、当日には間に合わないことがあります。決めるのは、配信の設定を受け持つ人です。
  • 人数と時間は、話す中身から決める:自己紹介だけなら短く、意見を出し合うなら長めに取ります。人数は少ないほど、一人ひとりが話せます。4〜5人ほどにすることが多いですが、話す時間が短いなら3人でも足ります。主催者が進行の台本に「何分から何分まで、何人ずつ、お題は何か」を書いておきます。組み合わせの決め方は、ワークショップのチーム分けにまとめています。
  • お題を、小部屋の中でも見える形で渡す:小部屋に入ると、全体の部屋で映していた資料が見えなくなることがあります。お題はチャットに貼るか、前もって配る資料に書きます。最初に話す人の決め方(名前の順など)も、お題と一緒に伝えると、部屋に入ってすぐ話し始められます。
  • 振り分けを受け持つ人を置く:遅れて入った人、回線が切れて戻ってきた人を、どの部屋に入れるか。司会が話しながら操作するのは難しいので、振り分けは共同ホストの権限を持つ運営の人に任せます。
  • 戻ったあとの時間を、先に取っておく:全体の部屋に戻ったら、いくつかの部屋に話の中身を共有してもらいます。この時間を取らないと、小部屋で出た話が、その部屋の中だけで終わります。どの部屋に話してもらうかは、運営の人が小部屋を回りながら決めておきます。

くわしく読む

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