開封率とは
かいふうりつ/英語では open rate
送ったメールのうち、開かれた通数の割合。セミナーの案内メールでは、件名と送る相手・時間が合っていたかを見る手がかりにする。
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開封率はメールマーケティング全般で使う言葉ですが、ここではセミナー・ウェビナーの案内メールで、申込までの流れを見るための数字の意味で書きます。業界の目安の数字は、送る相手や数え方で大きく変わるので、このページでは扱いません。
意味
開封率は、届いたメールのうち、開かれた通数の割合です。英語では open rate と言います。
ふつうは次のように数えます。
- 開封率 = 開かれた通数 ÷ 届いた通数
「送った通数」で割るか「届いた通数」で割るかは、配信のツールによって違います。宛先の誤りなどで届かなかった通数を引くかどうかで、数字が変わります。
開封は、メールの中に見えない小さな画像を入れ、それが読み込まれたかで数えるのが一般的です。そのため、画像を読み込まない設定の人は開いても数えられず、逆に、メールのアプリが自動で画像を読み込むと、開いていなくても数えられることがあります。開封率は「おおよその傾向」として見る数字です。
もう一つ、開封率は送る相手の数でも変わります。少ない人数に送ると、数人が開いただけで数字が大きく動きます。数百通に満たない配信なら、率よりも「何人が開いたか」の数で見た方が、判断を誤りにくくなります。
使い方と例文
- 振り返りの会議で「今回の案内メールは、前回より開封率が下がりました。件名が長かったかもしれません」
- 企画会議で「既存のお客様向けと、見込み客向けで、開封率を分けて見ましょう」
- 配信の前の確認で「件名を2案作って、一部の宛先に先に送り、開封率の高い方を残りに送ります」
似た言葉との違い
| 言葉 | 意味 | 分かること |
|---|---|---|
| 開封率 | 届いたメールのうち、開かれた割合 | 件名・送る相手・時間が合っていたか |
| クリック率 | 届いた(または開かれた)メールのうち、リンクが押された割合 | 本文と案内が響いたか |
| 申込率 | メールから申込ページに来た人のうち、申し込んだ割合 | 申込ページと中身が合っていたか |
| CVR | ある行動をした人のうち、目的の行動まで進んだ割合 | 申込率を広く言うときに使う |
開封率は入口の数字です。開封率が高くても申込が少ないなら、件名と本文、または本文と申込ページの間で期待がずれています。メールの成果は、開封・クリック・申込を順に並べて、どこで減っているかを見ます。
クリック率は、開かれた通数で割るか、届いた通数で割るかで呼び名が分かれることがあります。開かれた中でのクリックの割合を「開封クリック率」と呼ぶツールもあります。社内で数字を話すときは、何で割った数字かを一緒に伝えます。
実務で気をつけること
- 毎回同じ数え方で比べる:ツールを替えたり、数え方を変えたりすると、前の回と比べられません。主催者が「何で割るか」を決めて、記録の表に書いておきます。
- 件名は、誰の何の回かが分かる言葉で:開封率をいちばん動かすのは件名です。日時より先に、テーマと対象が分かる言葉を置きます。案内文に入れる要素はセミナー案内文のページで扱います。
- 送る相手を分けて見る:既存のお客様、過去の参加者、はじめての見込み客では、開封率が大きく違います。全体の数字だけで判断せず、ハウスリストの中の区分ごとに見ます。
- 開封率だけで良し悪しを決めない:数え方の誤差があるので、最後は申込の数で判断します。開封率は、件名や送る時間を直すための手がかりとして使います。
- 送りすぎに気をつける:開封率が下がり続けるときは、同じ相手に送る回数が多すぎることがあります。配信の停止の数も一緒に見ます。


