ウェビナー・セミナー用語集

視聴ログとは

しちょうろぐ/英語では viewing log

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

ウェビナーやアーカイブ配信で、誰が・いつ入って・どれだけ見たかの記録。フォローの優先順位をつけるのに使う。

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視聴ログは動画サービスやテレビの分析でも使う言葉ですが、ここでは会社のウェビナー・セミナーの、参加者ひとりひとりの見た記録の意味で書きます。分析の手法ではなく、何が取れて、どう使い、どう扱うかを整理します。

意味

視聴ログは、配信を見た人ごとの記録です。log は英語で「記録」のことです。ウェビナーのツールの多くは、終わったあとに一覧で書き出せます。

よく取れる項目の例です。

  • 名前・会社名・メールアドレス(申込の情報とつながる)
  • 入った時刻・出た時刻
  • 見た時間の合計
  • 投票やアンケートへの答え、Q&Aやチャットへの書き込み
  • アーカイブなら、何回見たか、どこまで見たか

一人ひとりの記録を集めると、視聴率や参加率といった全体の数字になります。

視聴ログは、ライブの回とアーカイブで取れる中身が少し違います。ライブでは「何時何分に入って、何時何分に出たか」が中心です。アーカイブでは「何回見たか」「どこで止めたか」が分かることもあります。どちらも、申込のときの情報とつながって初めて、誰の記録かが分かります。

使い方と例文

  • 終わったあとの社内連絡で「視聴ログを書き出して、最後まで見た方と、Q&Aに書き込んだ方を営業に渡します」
  • 企画会議で「前回の視聴ログを見ると、後半の事例のところで抜ける人が多かったです」
  • 共催の相手との打ち合わせで「視聴ログをお渡しする範囲は、申込のときに同意をいただいた項目だけにします」

似た言葉との違い

言葉 意味 単位
視聴ログ 誰が・いつ・どれだけ見たかの記録 一人ひとり
視聴率 申し込んだ人のうち、当日実際に見た人の割合 全体の数字
参加率 申し込んだ人のうち、当日配信に入った人の割合。視聴率と同じ意味で使う会社も多い 全体の数字
アンケート 参加者に聞いて答えてもらうもの 一人ひとり(答えた人だけ)

視聴ログは「行動の記録」で、アンケートは「本人の答え」です。最後まで見た人が満足したとは限らず、途中で抜けた人が不満だったとも限りません。両方を並べて読むと、フォローの見当がつけやすくなります。

また、視聴率や参加率は会のあとに報告する数字で、視聴ログはその元になる明細です。上の人への報告には率を、営業への引き継ぎには一人ひとりのログを、と使い分けます。

実務で気をつけること

  • 何に使うかを先に決める:フォローの優先順位をつけるのか、次の回の中身を直すのか。使い道によって、見る項目が変わります。営業に渡すなら、「最後まで見た」「質問した」など、渡す条件を主催者と営業で決めておきます。点数のつけ方はリードスコアリングのページで扱います。
  • 申込のときに、使い方を伝えて同意をもらう:視聴の記録は個人の行動の情報です。申込フォームとプライバシーポリシーに、記録を取ることと使い道を書きます。共催の相手に渡すなら、そのことも書き、同意をもらいます。
  • 渡す範囲と保管の期間を決める:社内の誰が見られるか、共催の相手にどの項目を渡すか、いつ消すか。書き出したファイルを、メールで回し続けないようにします。
  • 数字だけで人を判断しない:同じ部屋で数人が1台の画面を見ていると、記録は1人ぶんしか残りません。見た時間の短い人にも、関心の高い人はいます。
  • 毎回同じ形で残す:項目と書き出し方をそろえると、回をまたいで比べられます。ウェビナーから商談までの流れはウェビナーを商談につなげる設計にまとめています。

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