ライブ配信とは
らいぶはいしん/英語では live streaming
登壇者がその場で話している映像と声を、そのままインターネットで届ける配信。参加者は決まった時間に集まって見て、質問にもその場で答えられる。
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ライブ配信は、個人の動画の配信や音楽のライブでもよく使う言葉ですが、ここでは会社のウェビナー・セミナーを、登壇者がその場で話す形で届ける意味で書きます。
意味
ライブ配信(live streaming)は、登壇者が話している映像と声を、その場でインターネットに流す配信です。「生配信」とも言います。参加者は告知された時間に集まって見ます。
いちばんの持ち味は、参加者とその場でやりとりできることです。チャットの声を拾って話を変えたり、質問にすぐ答えたり、投票の結果を見て話す順番を入れ替えたりできます。その代わり、映像や声が止まる、登壇者の回線が切れる、といった失敗もそのまま届きます。
配信には、話してから参加者の画面に届くまでの遅れがあります。短ければ数秒ですが、ツールや回線によってはもっと長くなります。参加者が「いまの話」と思ってチャットに書いたころには、登壇者は次の話に進んでいる、ということが起きます。
使い方と例文
- 企画会議で「今回は質疑を厚くしたいので、録画ではなくライブ配信にしましょう」
- 告知で「本セミナーはライブ配信でお届けします。当日は、チャットからご質問をお受けします」
- リハーサルで「止まったときは、司会が『少々お待ちください』とつないで、予備の回線に切り替えます」
似た言葉との違い
| 言葉 | 話の出し方 | 参加者が見る時間 |
|---|---|---|
| ライブ配信 | その場で話している生の映像 | 決まった時間 |
| 疑似ライブ | 先に録画した映像を、決まった日時に流す | 決まった時間 |
| アーカイブ配信 | ライブで開いた回の録画 | 終わったあと、公開の期間内 |
| オンデマンド配信 | はじめから好きな時間に見てもらう前提の録画 | いつでも |
ライブ配信と疑似ライブは、どちらも決まった時間に集まって見ます。分け目は、話がその場の生かどうかです。講演は録画で流し、質疑だけ生で答える組み合わせもよく使われます。
「録画配信」は、録画を流すことを広く指す言葉です。疑似ライブ・アーカイブ配信・オンデマンド配信をまとめて、ライブ配信の反対の意味で使います。また、会場で開くセミナーを、同じ時間にオンラインへもライブ配信する形は「ハイブリッド開催」と呼びます。
実務で気をつけること
- ライブにするかは、やりとりの重さで決める:質疑や投票で参加者と話したいならライブ、登壇者の日程が合わない、同じ内容を何度も流すなら疑似ライブ。主催者が企画の段階で、登壇者の都合を聞いてから決めます。
- 止まったときの手順を、紙に書いておく:映像が止まる、声が出ない、登壇者の回線が切れる。それぞれ、誰が判断し、司会が何と言い、何分待って何に切り替えるか。予備の回線と予備のパソコンを用意し、登壇者の資料を主催者の側でも映せるようにしておきます。
- 登壇者の場所を、早めに決める:同じ部屋に集まって配信するのか、登壇者がそれぞれの場所からつなぐのか。それぞれの場所からなら、回線・マイク・背景を、本番と同じ場所でリハーサルして確かめます。
- 遅れを前提に、問いかけの間を取る:「チャットに書いてください」と言ったら、すぐに読まず、少し待ちます。待つ間に話すひと言を、台本に書いておきます。投票も、結果を読むまでの時間を長めに取ります。
- 録画するかを、先に登壇者に伝える:ライブで話したことも、録画すれば残ります。あとでアーカイブ配信にするなら、録画に残してよい範囲を事前に決めておきます。お客様の事例など、ライブだから話せることもあるので、その部分を録画から外すかも相談します。


