ウェビナー・セミナー用語集

スタジオ配信とは

すたじおはいしん/英語では studio streaming

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

配信のための機材・照明・回線が整った部屋から、ウェビナーやセミナーを届けること。社外のスタジオを借りる形と、社内に配信の部屋を持つ形がある。

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スタジオ配信は音楽や番組の配信でも使う言葉ですが、ここでは会社のウェビナーやセミナーを、配信のための部屋から届ける意味で書きます。スタジオの選び方や費用ではなく、使うかどうかの判断と、使うときに決めることを整理します。

意味

スタジオ配信は、カメラ・マイク・照明・回線が配信のために整えられた部屋から、映像と音声を届けることです。社外の配信スタジオを時間で借りる形と、社内の一室を配信の部屋として整える形があります。

スタジオを使うと、次のことが安定します。

  • 音:響きを抑えた部屋で、声が聞き取りやすい
  • 映像:照明が当たり、顔色やスライドがきれいに映る
  • 回線:有線の回線や予備の回線があり、止まりにくい
  • 人:配信の操作に慣れた人がその場にいることが多い

その代わり、場所と日時が決まり、登壇者がそこまで来る必要があります。

最近は、背景や照明を作り込んだ配信の部屋を、社内に持つ会社も増えています。毎月のようにウェビナーを開くなら、借りるよりも社内に整えた方が、準備の手間と日程の調整が軽くなります。年に数回の大きな回だけ社外のスタジオを使う、という分け方もあります。

使い方と例文

  • 企画会議で「今回は社長が話すので、会議室ではなくスタジオ配信にしましょう」
  • 登壇者への連絡で「当日は配信のスタジオにお越しください。開始の1時間前に入っていただけると助かります」
  • 社内の振り返りで「スタジオ配信にしたら、音が聞きやすいという声がアンケートに多く出ました」

似た言葉との違い

言葉 配信する場所 向いている場面
スタジオ配信 配信のために整えた部屋 経営者の発信、録画を長く使う回
会議室・自宅からの配信 ふだん使う部屋 定期の小さなウェビナー
会場からの配信 イベント会場 会場の参加者もいる回
多拠点配信 複数の場所 登壇者が離れた場所にいる回

会議室からの配信でも、マイクと照明を足せば十分なことは多くあります。スタジオを使うかは「この回の映像を、どれだけ長く、何に使うか」で決めると判断しやすくなります。録画を記事や営業の資料に何度も使うなら、スタジオの価値が上がります。

会場からの配信は、会場の参加者の反応や拍手が映る代わりに、音や照明が会場向けに組まれています。オンラインの参加者に向けた見え方が、スタジオほど整わないことがあります。

実務で気をつけること

  • 使う理由を先に1つ決める:音をよくしたいのか、見た目を整えたいのか、止まらないことを優先したいのか。理由によって、借りるスタジオの広さや機材が変わります。
  • 登壇者の移動と入りの時間を決める:スタジオに来てもらう時間、着替えや資料の確認の時間を逆算します。社外の登壇者には、場所と入りの時間を依頼の段階で伝えます。
  • スタジオ側の担当と受け持ちを分ける:スタジオの人が見るのは、機材と映像の切り替えまでのことが多いです。参加者の管理、Q&A、チャットは主催者の側で持ちます。分け方は配信オペレーターのページも参考にしてください。
  • 配信テストを当日だけにしない:はじめて使うスタジオなら、事前に一度入って、資料のパソコンをつなぎ、参加者の側から見え方を確かめます。配信テストで、スライドの文字の大きさもここで直します。
  • 録画のデータの受け取り方を決める:録画をいつ、どんな形で受け取るか。アーカイブの公開日から逆算して、スタジオとの約束に入れておきます。

くわしく読む

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