事前アンケートとは
じぜんあんけーと
セミナーやウェビナーの前に、参加者の状況と聞きたいことを聞く質問。当日の内容を合わせるために使う。
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事前アンケートは、社内の調査や採用の場面でも使う言葉ですが、ここではセミナー・ウェビナーの参加者に、開催前に答えてもらう質問の意味で書きます。
意味
事前アンケートは、申込フォームの中か、開催前に送るメールで答えてもらう質問です。目的は2つあります。
1つは、当日の内容を参加者に合わせるため。どのくらいの経験の人が来るのか、何に困っているのかが分かると、話す深さを変えられます。もう1つは、質疑の材料を先に集めるため。当日その場で質問が出ないことは多いので、先にもらっておくと質疑応答の時間が成り立ちます。
開催後に満足度や次の希望を聞くのが事後アンケートで、こちらは記録と次の企画のために使います。
使い方と例文
- 企画の打ち合わせで:「申込フォームに事前アンケートを2問だけ入れましょう。『いま困っていること』と『今日聞きたいこと』です」
- 登壇者との打ち合わせで:「事前アンケートの答えをまとめてお送りします。前半の深さをこれに合わせていただけますか」
- 当日の冒頭で:「事前にいただいた質問のうち、多かった3つは本編の中でお答えします」
似た言葉との違い
| 質問の種類 | 聞く時期 | 主な使いみち |
|---|---|---|
| 事前アンケート | 申込時・開催前 | 当日の内容と質疑の調整 |
| 事後アンケート | 終了直後 | 満足度の記録、次の希望、相談の受付 |
| ヒアリング | 商談の中 | 相手の状況を深く聞く |
事前と事後で、聞くことは分けます。事前に満足度は聞けませんし、事後に「いま困っていること」を聞いても、当日の内容には反映できません。
実務で気をつけること
- 申込フォームに入れる設問は2問まで。項目が増えるほど申込は減ります。3問以上聞きたいときは、申込を先に完了させて、リマインドメールから別のフォームへ誘います。
- 自由記述は1問だけにする。「今日聞きたいこと」のような自由記述は、答える人が少なくても中身が濃いです。2問以上あると、両方とも空欄になります。
- 選択肢は、話す内容を変えられる単位にする。「ご興味のある分野」のような聞き方より、「はじめて担当する/1〜2回やったことがある/何度もやっている」のほうが、当日の話す深さを直接変えられます。
- 答えを登壇者に渡す期限を決めておく。開催の3日前までに集計して渡す、と決めておかないと、当日の朝に送ることになり、内容は変えられません。登壇者が準備で確かめることはセミナー登壇の準備の進め方にまとめています。
- 集めた答えを、当日の冒頭で見せる。「事前にいただいた質問で多かったのはこの3つでした」と共有すると、参加者は自分ごととして聞き始めます。答えたのに何も使われないと、次の回のアンケートには答えてもらえません。



