ウェビナー・セミナー用語集

オンデマンド配信とは

おんでまんどはいしん

大和田 颯(株式会社hyten 代表取締役)・

録画した動画を置いておき、見る人が好きな時間に視聴できるようにする配信。会社のセミナーでは、申し込んだ人に視聴のリンクを渡す形が多い。

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オンデマンドは、動画の見放題のサービスや大学の授業でも使われる言葉ですが、ここでは会社がセミナーの動画を、見る人の好きな時間に届ける意味で書きます。

意味

on demand は英語で「求めに応じて」という意味です。オンデマンド配信は、動画を置いておき、見る人が見たいときに再生できるようにする配信です。決まった時間に集まる必要はありません。

会社のセミナーでは、申込フォームに名前や会社名を入れた人に、視聴のリンクを渡す形がよく使われます。誰が見たかが分かるので、見込み客と出会う入口として長く使えます。

ライブで開いた回の録画を置くのが「アーカイブ配信」、はじめから好きな時間に見てもらう前提で作るのが「オンデマンド配信」です。ただ、この2つを同じ意味で使う人も多く、線は厳密ではありません。社内で話すときは、「ライブの録画」か「オンデマンド用に作った動画」かを言い添えると、話が食い違いません。

使い方と例文

  • 企画会議で「基本の説明は毎回同じなので、オンデマンド配信にしましょう。ライブは質疑と事例に絞れます」
  • 申込ページで「お申し込みいただくと、すぐにご覧いただけます(約20分)」
  • 社内の報告で「今月は、オンデマンド配信の動画から〇件の申込がありました」

似た言葉との違い

言葉 意味 見られる時
ライブ配信 その場で話している映像を流す 決まった時間
疑似ライブ 録画を、決まった日時に一斉に流す 決まった時間
アーカイブ配信 ライブで開いた回の録画を、あとから見られるようにする ライブのあと、公開の期間内
オンデマンド配信 はじめから、好きな時間に見てもらう前提で置く いつでも

分け目は2つです。「集まる時間があるか」と「もとがライブの回か」。オンデマンド配信は、集まる時間がなく、もとがライブでもない形です。ライブの録画をあとから届ける形は、アーカイブ配信のページで扱います。

実務で気をつけること

  • 短く、テーマごとに分ける。好きな時間に見られる動画は、いつでも止められる動画でもあります。ライブの録画を1時間そのまま置くより、テーマごとに分けて短くするほうが、最後まで見てもらいやすくなります。
  • 質問の受け口を用意する。ライブと違って、見ている人はその場で質問できません。動画の最後や視聴のページに、質問や相談の窓口を置きます。
  • 古くならない作り方をする。日付や「今年」「最近の」など、時期が分かる言葉を入れずに作ります。制度や数字が変わる話は、別の動画に分けておくと差し替えが楽です。置いたあとに見直す時期も、最初に決めておきます。
  • 申込を取るかどうかを決める。誰でも見られるように公開すると、見る人は増えますが、誰が見たかは分かりません。申込制にすると数は減りますが、フォローにつなげられます。目的で決めます。
  • 出てくる人と事例の了承を取る。オンデマンド配信は長く置くものです。登壇者や事例に出てくる会社には、公開の期間まで含めて了承をもらいます。1回のウェビナーの録画を何通りにも使う考え方は、ウェビナーを商談につなげる設計にまとめています。

くわしく読む

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